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ギター解体新書第5弾!!『 スタンダードヒストリックって何?』

04/12 (金)[名古屋栄店]

第5弾は2016年製 Gibson Custom Standard Historic 1958 Les Paul Reissue VOS!!

どうもこんにちは!輸入フロアです!
早速、ギター解体新書第5弾は『Gibson Custom Standard Historic 1958 Les Paul Reissue VOS Green Lemon』です!

今まで紹介した中では比較的最近のものですが、ネット等で紹介されない部分も踏まえて見ていきましょう!

「Gibson Custom Standard Historic 1958 Les Paul Reissue VOS Green Lemon」
販売価格
¥324,000(税込)
【ご購入&お問い合わせページはコチラ!!】

Gibson Custom Standard Historic 1958 Les Paul Reissue VOS Green Lemon


まずは、『えっ、スタンダードヒストリックって何の事?』となりますよね?
軽く流れを説明すると・・・、

2014年を最後にリイシューモデルの最高峰『Historic Collection』、通称『ヒスコレ』が終了します。


2015年からは、それを更に上回る『True Historic』がスタート!
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その特徴はダブルステップのCNCラフカーヴィングと手仕上げのサンディングを融合させることにより、1950年代 特有の優美なボディカーブとネックシェイプを再現。
ネックジョイント・指板面・ボディ部分のハイドグルー(ニカワ)による接着、スムースなフィーリングを可能とする角張ったエッジを落としこむロールド・バインディング加工、コダワリ抜いたトゥルーヒストリック・パーツの採用が特徴となっております。


実はここが問題で、こだわり抜いたおかげで『True Historic』の売価は高く設定され、セールスを危ぶむ声が・・・。


但しギブソン側も考えており、『ヒスコレ』の同価格帯に『CSシリーズ』をスタート!
CS
2014年までの『ヒスコレ』の仕様を踏襲しながらもナロージョイント(ショートテノンネック)でコストを抑えたシリーズを発表・・・。


・・・?!


ちょっと待てよ・・・、『ショートテノン』って!

レスポールファンなら『ロングテノン』つまり『ディープジョイントじゃないの?!』ってなりますよね!

※『CSシリーズ』は2015年のみで終了。57年・58年・59年タイプが用意され、それぞれモデル名は『CS7』『CS8』『CS9』とされました。シリアルの打ち方も特徴的で、例えば58年タイプであれば『CS8 5XXX』。『5』は2015年の『5』です。


そんなこんなで、『やっぱり、ヒスコレ復活させましょうよ!』との声もあり2014年のスペックでシリーズ名を『Standard Historicシリーズ』として2016年に復活しました!
Standard Historic
そのStandard Historic シリーズの特徴は2014年のヒストリックコレクションを基にしており、フィンガーボードの接着にも伝統的なハイドグルー(ニカワ)を採用しており、ヴィンテージ同様にタイトな接地面がダイレクトな鳴りを実現。
ギブソンカスタムが飽くなき研究を積み重ねた結果、サウンドへ大きな影響を与えるロングスタッド&ロングアンカー、オールドスタイルのチューブレス・トラスロッドなど、こだわりが施されています。またオリジナルに近づいたバインディング/インレイ/チューナーが特徴です。


パッと見で判別するのに一番カンタンなのはやはりシリアル!
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シリアル先頭にある『R』がスタンダードヒストリックの特徴で、この個体『R8 6XXXX』となるのと『R』に続く『8』は1958の『8』、続く『6』は2016年の『6』となります。


ようやくですが、さっそくチェックしていきましょう!
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まずはフロントキャビティですが、ネックの中子がフロントPU下まで伸びてディープジョイントである事がわかります。
キャビティ形状は第3弾で紹介した57LP Customとほぼ一緒ですね!


そしてリアキャビティ
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フロント同様前回紹介した2010年製57LP Customとほぼ一緒です。

一緒に写ったPUを見て気づきませんか?
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第3弾で紹介したPUと違い製造年やモデル名を記載されたラベルがありません。
貼られているのは『PATENT APPLIED FOR』のステッカーのみです。
POTとハンダはオリジナルなのでPUはなんでしょうか・・・?


答えは『E-Bucker』!


直流抵抗値が当店計測値でフロント&リア共に約7.9kという事ともあり断定。
アルニコ3マグネットの『Custombucker』のローワウンドモデルで、当時各日本正規ディーラーにより材選定され入荷したモデルに関しては基本『E-Bucker』を搭載しており、2016年製スタンダードヒストリックモデルの大きな特徴でもあります!
この時はラベルがないので少々大変ですね。


ペグは2013年からのクルーソンデラックス
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少し透明がかったペグ・ボタンで、ハウジング本体にも『Kluson Deluxe』の刻印があります!ここは分かりやすいですね。


チューブレス・トラスロッドの採用!
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これまで使用されてきたトラスロッドを包むビニールチューブを廃し、ハーフ・ムーン・ワッシャーとアンカー部を含めて50年代の素材、形状を再現した剥き出しのスティール・ロッドに変更されました。
結果として抜群の鳴り・強度を確保し高い評価を得ております!
2012年以前のモデルと比較して、ハーフムーンの形状が三角形に近く、トラスロッドキャビティも横幅約17mmと広くなっており(※旧タイプは約14.5mm)外観での確認も可能です。


ロングスタッドアンカーの採用!
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テイルピースのスタッド、インサートとも、スティール製のロング・タイプを採用。形状とその長さで確認できます。
テールピースの高さを決めるスタッドの頭の形状が2012年製モデルと比較して外周部分にエッジがあり少し丸みを帯びている傾向にあります。
但し個体差が激しいので、やはりスタッドの足の長さ約25.4mmで判断するのが良いですね。


サイド&バックの鮮やかなアニリンダイ
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独自のレッド・フィラーをマホガニーの導管にすりこみチェリーに着色し、その上にクリア・ラッカーを吹き、導管に残るチェリーと、ラッカー内のチェリーによる視覚的効果により、たいへん奥深く、立体的で、鮮やかなチェリーに仕上げております。

よく見るとネックサイドや、座って抱え右腿に当たる部分、右ひじ当たる部分つまり手や肌等の熱が伝わるバインディング部分にアニリンダイの染み出しが発生しバインディングがほんのりピンクに染まっているのが確認できます。
アニリンダイを採用したモデルに多くみられ経年変化の一つとなってしっかり弾きこまれた証拠とも言えます。また同様に経年変化でチェリーが薄くなり、ナチュラルなマホガニーカラーが浮かび上がる事もよくあります。
トップのカラーがレモン系であればサイドバックはフェイドし赤味を抑えた方のが、よりカッコいいですよね!


コントロールキャビティには『R8』のスタンプ
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キャビティ内フロントVolポット脇には58グレードを示す『R8』のスタンプが確認できます。第3弾で紹介した57LP Customには無いのでどう変化したかは今後要検証ですね。


最後に・・・、


長文となってしまいましたが、スタンダードヒストリックの特徴と誕生の理由をお分かり頂けましたでしょうか?
紆余曲折あったんですね・・・。

個人的には、通常のカスタムバッカー搭載モデルと比較して、よりレスポンスが良く、鋭利なエッジが特徴の『E-Bucker』は要チェックですよ!
また何より角度を変えると、味わい深く浮かび上がるリアルなフィギュアドは58グレードならでは、板目な木目とアクセントの如く浮かび上がるフレックが非常に男らしさとワイルドネスを感じさせるトップは見逃せません!
使用感が少しありますが、プレイヤーの方にとってはあまり気にならないレベルですよ!
是非とも若いプレイヤーにお選び頂きたい一本です!

それでは第6弾でお会いしましょう!



ギター解体新書!!第1弾はこちら!!「Fender Custom Shop 1960 Stratocaster Closet Classic」


ギター解体新書!!第2弾はこちら!!「Fender Custom Shop 1956 Stratocaster NOS」


ギター解体新書!!第3弾はこちら!!「Gibson Custom 1957 Les Paul Custom VOS Ebony」

ギター解体新書!!第4弾はこちら!!「1988年製 Gibson Les Paul Custom Ebony」

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