楽器がほしいけど何を買えばいいの!?というアナタへ。前編!
2019-03-19 こんにちは!管楽器担当の吉村です!池袋店唯一の学生だった吉村ですが、この3月に晴れて卒業しました!祝!!!
やっと引っ越しが終わったので、夜な夜なダンボールを片付けています。ひとりぐらしさみしーーー。
進級や進学をきっかけに、楽器を買おうか迷っている方もいらっしゃることと思います。(でも、どんな楽器を買ったらいいかわからないし、学校の楽器でもいいかなあ…)なんて考えてるあなた!
自分の楽器を持つと、今まで以上に練習が楽しくなっちゃうことは間違いないです!これはもう断言しちゃう!また、自分の楽器で演奏会やコンクールに出るというのは、とても良い思い出になると思いますよ。
特に管楽器は、一本の楽器を長く愛用される方が多い楽器です。一生に一度かもしれない管楽器との出会いですから、選んだ楽器を後悔したくないですし、納得できる楽器を大切に使っていきたいですよね。
ということで、自分の楽器を買おうと考えている人やこれから楽器を始めてみたいという方のために、楽器を選ぶときのポイントを書いていこうと思います!今回はフルート編です!
池袋店にあるフルートはこちらでチェック!

フルートの魅力は、まずなんといってもキラキラに輝くところ!銀色に光り輝く管体は、ステージのライトを浴びて一層注目を集めることでしょう!実は、フルートの管体を作っている素材にはたくさんの種類があるんです。
ってことで、【管体材質】から説明していきます!
一般的に使われることが多いのは、
「白銅」
「洋銀(洋白)」
「銀」
という金属です。正直、ぱっと見ただけでは違いがわかりにくいんですけどね。
白銅や洋銀製の楽器は、いわゆるエントリーモデルやスチューデントモデルなどといった、比較的お求め安い価格帯の楽器に使われることが多い素材で、明るく輝かしいサウンドが特徴です。吹奏感が軽めで音が鳴らしやすいため、これから楽器を始める方でも安心してお使いいただけます。
対して銀を使った楽器は、やわらかく深みのあるサウンドが特徴です。また、繊細なニュアンスをつけやすく、表情が豊かであることから根強く支持されている素材でもあります。
さらに、一言で銀を使っているといっても色々なパターンがあり、
・「総銀製」…管体やキイ、キイポスト(キイを支える部分。こけしみたいな形)が銀製
・「頭部管銀製」…頭部管(管体の一部で、息を吹き込むところがあるところ)だけが銀製
・「リッププレート/ライザー銀製」…リッププレート(唇が触れる部分)と、ライザー(リッププレートと頭部管をつなぐ部分)が銀製
・「管体銀製」…管体のパイプの部分が銀製で、キイやキイポストは洋銀製
・「銀メッキ仕上げ」…表面に銀でメッキ(金属のコーティングのようなもの)を施している。管体が白銅や洋銀製のものの多くはこの仕様
といったように、部分的に銀を使ったモデルも存在します。吹奏感はもちろん、ご予算などを合わせて考えてみると良いと思います!
ちなみにこれはヤマハのカタログの一部。素材が違う部分で色分けされていて見やすい!

この他にもグラナディラ(ピッコロやクラリネット、オーボエなどの管体に使われる木材)や金、プラチナなんていう素材からできているフルートもあるんですよ!
レア素材のフルート、私はまだ触ったこともありません(笑)。というか怖くて触れない気がする。。
素材だけで結構な文章量になってしまいました。長くなりそうなので第二号に続くことにします。
後編はコチラ