イージー・ジャズ・コンセプション
2019-03-07 皆さんコンニチハ!!名古屋栄店管楽器担当のミスミでございます。
先日の教本ブログをご覧になったお客様から多少反響があったようで、お読みいただき誠にありがとうございました。
御茶ノ水でも名古屋栄店でも、脱ビギナーを目指すお客様から、よく「ジャズが吹けるようなる簡単な教本を教えてくれ!」といったハードルの高いご要望を度々頂戴いたします。(汗
やはり、せっかくサックスを始めたんだからジャズを吹いてみたい方は多いようです。
世の中にジャズ系の教則本は洋書も含め膨大な種類があるのでしょうが、しかし、誰もがコード譜だけ記載された曲集を渡されいきなりアドリブをペラペラ吹けるようになるわけがないですし、複雑なコードや高度な理論がしきつめられた理論書もチョット読む気にはなれませんよね。
そんなジャズ・ビギナーにオススメなのがこちら
ATN出版 イージー・ジャズ・コンセプション

ジャズ系教則本の雄(とワタシは勝手に思っている)ATN出版のビギナー向け教則本です。
ジャズの難しいコード理論やアドリブへのアプローチ方法は一先ず置いておいて、ジャズに必要不可欠なスウィング感やリズム感、タンギングの位置やスラー・テヌートといったアーティキュレーションをしっかりと身につけられるジャズ・エチュード集なのです。
前半はブルース進行や比較的ベーシックなコード進行の曲が題材となっております。ここで大事なのは、いきなり譜面を吹いてみるのではなく付属CDの模範演奏をじっくり聞きこむことから始めることです。アルトサックス用にはジムスナイデロ氏、テナーサックス用にはエリックアレキサンダー氏の模範演奏が収録されております。どちらも第一線で活躍するサックスプレイヤーですので、その演奏は必聴ですね。
彼らのタンギングやアタック、スラーの位置をしっかりと「コピー」できれば、いわゆる「ジャズっぽいニュアンス」が出せるようになってきます。
この教本を中級者っぽい使い方をするのであれば、一冊丸々「耳コピ」して譜面に起こしてみるのも良いトレーニングになるかと思います。最初はラクラクかもしれませんが、段階的に難しくなっていきます。いずれ到達したいジャズのアドリブは「耳コピ」が重要とされておりが、達人たちのソロプレイはとてもとても簡単にコピーできませんよね、まずこちらのエチュードで脱初心者を目指しましょう!!
ちなみにやや難易度の高いジャズ・コンセプションも発売されております。

名古屋栄店ではその他にも教則本・曲集を取り揃えておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談くださいませ。