【ベースフロア】待望の新入荷!Fender Custom Shop!【Fender Custom Shopブログ#4】

皆様こんにちは!御茶ノ水本店 ベースフロア担当の臼井でございます!
ようやく、ようやく待ち望んだ3本が届きました…!Fender Custom Shopのベースです!しかもなんと今回入荷したのは3本ともメルセデス・ブルー!世界的ギタリスト、エリック・クラプトンの乗っていた車のカラーをベースに作られたカラーリングであり、モデルとなった時代には存在しないカラーですが、それぞれに施されたレリック加工によりまるで当時から存在しているような風格を醸し出しております…!

本日は非常にクールなこちらの3本全てをモデルとなった年代順にご紹介!それではどうぞ!

Fender Custom Shop / 1958 Precision Bass Relic Mercedes Blue

まずはこちら!1958年モデルのPrecision Bassです!
こちらの個体は今回入荷した中で唯一のメイプル指板。2ピースのアルダーボディに当時の定番仕様、1ピースのクウォーターソーンメイプルネックという構成。そしてこちらも今回入荷した中で唯一の7.25ラディアスです。
1958年はOPBから現代に馴染みのあるプレシジョンベースタイプにモデルチェンジを遂げた変遷期ど真ん中。この時期(正確には57年中期と言われています。)にヘッドのスタイルがストラトキャスターと同一化、ピックガードもモデルチェンジを遂げ、アノダイズドピックガードが使用されました。こちらは元は56年に発売されたとされるデュオ・ソニックが初採用となったようです。また、この時期にはコントロールノブがドーム・ノブからフラット・ノブへと変更されており、こちらの個体はそこもしっかり再現されております。
しかしながら本個体の特徴として、本来ソフトVシェイプネックのところを60 J Bass “U”シェイプにてオーダー。これにより慣れ親しんだ現代のベースと比べてもプレイアビリティに違和感を感じること無く演奏することができるのがこだわりの一つとなっています。

さてそのサウンドは非常に太く厚く、搭載された57P-BASSピックアップや金属性のアノダイズドピックガードがうまく作用して野性味あふれるものに仕上がっています。しかしながらメイプル指板らしいハキハキとした明瞭さは今回入荷した3本の中でも随一!トーンを絞っても素直なレスポンスは失われず、グッと前に押し出すような音圧を感じることができます!プレシジョン・ベースと言えば!と言って皆さんが思い浮かべるそのワイルドな理想形を体現してくれています。

(認定書に間違いが確認できましたため、現在Fender社に再発行を依頼しております。店頭へ到着前にご購入された場合、ご用意ができ次第発送とさせていただきます。ご了承くださいませ。)

Fender Custom Shop / 1961 Jazz Bass Heavy Relic Mercedes Blue

お次はこちら!1961年モデルのJazz Bassです!
1960年、プレシジョン・ベースの上級モデルとして発売されたのがジャズ・ベース。フレット数やネックのスケールはプレシジョン・ベースを踏襲しつつ、ナット幅の狭いグリップ、ジャズマスターで初採用されたオフセット・ウェスト・コンター・ボディ(左右非対称のボディ)など特有の個性を持って誕生しました。
さて今回入荷したした本機はボディ材をアルダーではなくアッシュ。当時のアッシュボディといえばブロンドのイメージが強いかもしれませんが、クレイドット・ポジションマークを施したローズ指板にクウォーターソーン・メイプルネックという構成。今回唯一のヘビーレリックが施された部分からはホワイトのカラーが見受けられるのも非常に魅力的なアクセントとなっています。当時にはないカラーリングやマテリアル、カスタムショップならではのオーダーがたまりません!

そして1960~61年のジャズ・ベースといえば、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?そう!スタック・ノブですね!2Volume 2トーンのこちらもちろん忠実に再現し、ピックアップに搭載されたHand-Wound Vintage J-Bassとの相性も文句なし!ジャズ・ベースの完成形の一つと言って差し支えないでしょう。

そしてサウンドはというと非常に深みのある、円熟したサウンドとでも言いましょうか。これまでFenderに限らず様々なジャズベースに触れてきましたが、なるほどこれが「オリジナル」かと納得させられる音質です。2Volume 2Toneのスタックノブは予想より遥かに多才で、なおかつ余計な部分をとことん省いたサウンドメイキングは圧巻の一言。プレイヤーの表現したい音をスイッチや内蔵プリアンプなどで補正して近づけるのではなく、純粋なベース本体、厳選された木材や金属の鳴りのみで作り上げてくれるような精密さを感じさせてくれます。

Fender Custom Shop / 1966 Precision Bass Journeyman Relic Mercedes Blue

最後はこちら!1966年モデルのPrecision Bassです!

1960年代中盤といえば、世界初の5弦ベースBASS Vが発売及び生産されたことでマニアの間で有名な年代です。それを除いても最近はこの年代のヴィンテージの高騰を受け、どんどん入手が難しくなっている年代です。

さてこちらの個体のボディは2PCのアルダー材。メイプルネックにローズ指板というマテリアルです。打痕や塗装欠けは少なく、代わりにウェザーチェックが目を引くジャーニーマン・レリックが施され、61JBとは違った淑やかなインパクトを感じられるルックス。しかしながら通常7.5ラジアスのところを9.5ラジアスにてオーダーしており、ただ昔のベースを再現するのではなく現代風のアレンジも加えられております。また先ほどご紹介したジャズベースとは違い、同じローズ指板でもこちらはラウンド張りを採用しており、煌びやかで素直なレスポンスを提供してくれる印象です。ローズ指板とメイプル指板のいいとこ取りと言っても良いかもしれません。無骨でカッコいい58PBとはまた違ったマイルドな音圧、膨らみ方を見せてくれます。また、58PBでは先述の通りピックアップに57P-BASSを使用しておりましたが、こちらは65-70P-BASSを使用。抵抗値も変わり、やはり角が取れて丸くなったような印象を受けます。

サウンドは前述した通り丸く温かいふくよかな印象。58PBとはかなり明確な違いがあり、プレベらしいいなたさ、荒々しさというよりもこちらは非常に純粋無垢な印象を受けます。発展途上とでも言いましょうか、今後の使われ方次第でオーナー様の理想のベースに近づいていってくれそうなポテンシャルを感じます!もちろん現時点でも完成度の高い本機ではありますが、まだまだ未完成。今後の成長が非常に楽しみな一本です!

さて以上3本、ご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか!間違いなくお値段以上の価値がある3本の世界をお楽しみいただけていれば幸いでございます!

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※金利手数料はイシバシ楽器が負担致します。ご利用には、当社指定ショッピングクレジットのご契約、審査が必要です。クレジットカード払いは対象外です。


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御茶ノ水本店 Fender Custom Shop Stock List

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イシバシ楽器御茶ノ水本店

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