SELMER Baritone saxophone MARK6 をご紹介します。
2021-01-08 皆さんコンニチハ!!名古屋栄店管楽器担当のミスミでございます。
本日ご紹介するのはコチラですよ~!
SELMER Baritone saxophone MARK6

いや~ここのところ良い楽器ばかり入荷しているのでついついご紹介したくなってしまいます。それくらいこの楽器良いんですよ~、何がって・・・鳴りっぷりが!!
さてさて、まだ画像を一枚ご覧頂いただけですが既にピンときた方もいらっしゃるのでは・・・そうなんです、こちらは最低音B♭のショートベルなのでございます!



シリアルは28万番台なので、1978年頃製造。アルトやテナーでは既にマーク7が製造されておりましたが、ソプラノやバリトン(ソプラニーノとバスも)は変わらずマーク6のままでしたね。
吹奏楽やビッグバンドでは今やバリトンサックスとしてはLow Aキィ付きが主流となっておりますが、重たくアルトやテナーのように軽快に吹きこなす・・・とはなかなかいかないところ。コンボで使用したいバリトンサックスメインの方にはとっても魅力的な一本ですね~。Low Aキィ付きよりも圧倒的に軽く(しかもMARK6)テナーのようにサラッと吹くことが出来ます。
まだ調整前ですがチェックのため鳴らしてみたところ、ある一つの言葉が思い浮かんでしまいました。。。
「欲しい」
ミイラ取りがミイラになる瞬間でしたが、なんとか自我を保てたかと思います笑
全体的な使用感は多く、ラッカー剥がれ箇所からのサビの発生、U字管やベルに修復跡が見られます。また、前オーナー様のお話ではネックと4番管(ネックを差すU字の管)は腐食が進んでしまったため、当時の現行セルマーのパーツに交換したとのことです。


たしかに4番管とネックはピカピカですね・・・アフターパーツによる修復はサックス市場ではネガティブに捉えられがちですが、吹いてみると鳴らない印象は無く、むしろサウンドにメリハリが加えられて好印象です。
こちらもこれより調整となりますのでお楽しみにどうぞ!!