ーーー乾燥と不調に終止符を。
2019-11-27ご無沙汰しております、管楽器担当の吉村です。久々のブログ更新です。
住んでいるアパートが寒すぎて、すでにヒーターやら床暖房やらを併用しています。これからどうやって寒さをしのごうか・・・。
しかし暖房つけまくることにちょっと躊躇してしまうのは、楽器があるから。
暖房をつけて乾燥するのは、コンタクトをつけた吉村の目だけではないのです。
木製管体の楽器は湿度変化による割れが心配、、
楽器にも乾燥対策しなきゃいかん、、
ということで、池袋店で扱っている湿度調整材の紹介です!!!
「WINDry」という商品です。
うぃんどらい、声に出したくなる商品名暫定1位(吉村調べ)。
緑のパッケージがかわいいですね。

乾燥しているときは加湿・湿気が多いときは除湿の効果を発揮してくれる、湿度調整剤と呼ばれるものです。呼吸するようなイメージでしょうか。
常にほぼ一定の湿度を保ってくれるので、楽器を安定したコンディションで保つことができるスグレモノ。
気温や湿度の変化が大きい日本(対象の規模がでかすぎる、、)では、持っておくと安心なアイテムです。
湿度って、高すぎても低すぎてもよくないってご存知でしょうか。
理由のひとつは、湿度や気温の差が大きいと木製管体の割れが起きやすくなるということ。
そしてもうひとつはカビの原因になるということ。
木部はもちろん、タンポに生えることもあります。
また、木管金管共通ですが、ケースにカビが発生すると衛生的にもよくありませんよね。
さらに、湿度を好むカビはご存知かもしれませんが、乾燥を好むカビも存在します。
湿度が約70%を超えたときと、約30%を下回ったときにカビが発生しやすいと言われています。
人間が快適に過ごせる環境は、楽器も快適に過ごせる環境なのです。
だから「除湿剤」「加湿剤」ではなくて「湿度調整剤」なんですね!
なぜこんなにカビ事情に詳しいのかというと、カビアレルギーだからです。
気になるお値段は税込611円です。

ユーフォやチューバなどの大型楽器は目安として2つ入れることを推奨されていますが、半年から1年は効果が持続することを考えると、お財布にもそこまで大きな負担にならないですよね。
さらに消臭効果もあるとのこと。抜かりない!
カビの話ばっかりになりましたが、ケースに入れておくだけで楽器の不調を防ぐアイテムの紹介でした。
ぜひチェックしてみてくださいね!
この流れで、今度は木製管体の割れについてのブログでも書いてみようと思います。
それでは素敵な楽器LIFEを!
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