コラム:BOSSエフェクター・Rolandアンプへの誘い

Vol.6DM-2Wの魅力

DM-2Wの魅力
DM-2Wの魅力・滝田

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皆様、ディレイはお好きでしょうか。

私は大好きです。

特にアナログディレイに目がありません。

ギターソロの隠し味・リバーブ代わり・ショートディレイなど様々な用途がございますが、今回は発振という観点からこのDM-2Wの魅力をご説明いたします。

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イシバシ楽器の「BOSS DM-2W」はこちら

まず DM-2Wについて語るにあたって、DM-2とアナログディレイについてご説明いたします。

DM-2は、1981年に発売された初代BOSSコンパクトアナログディレイです。当時高価かつ大型のものばかりだったテープエコーをシミュレートし、小型の筐体に落とし込んだペダルとして人気を博しましたが、小型のテープエコーペダルが多数存在する今日でも、アナログディレイ特有のサウンドを代表する機種として絶対的な地位を確立しています。

DM-2はBBD(Bucket Brigade Device、直訳でバケツリレー素子とも呼ばれる)素子を利用したディレイです。

この素子を利用したディレイは、フィードバック(DM-2 / DM-3 / DM-2WではIntensityの表記)を増やすほど高音域が削れ、柔らかく丸い音色となることが特徴です。

この音色は、ディレイサウンド自体を聴かせるというよりもギターのフレーズを際立たせたり雰囲気を生み出したりすることに秀でています。

さて、本題へと戻りますが、アナログディレイやテープエコーには発振という現象があります。これはフィードバックを増やしすぎた際に起こる現象で、入力された音を無限ループし設定によっては音量も上がり続けます。

一見するとまるで使い道のない現象のように思えるかもしれませんが、これでしか得られないサウンドがあります。

フィードバックするたびに高音域が削れていき、音量は上がり続けもはやギター本体の音は聞こえないほど。

BBDの咆哮とも言えるこのサウンドは一部の人々を魅了し続けています。

この現象はアナログディレイやテープエコーのペダルであれば大体どの機種でも起こりますが、発振時のサウンドは機種によって大きな違いがございます。

ここではアナログディレイの発振音にのみ言及しますが、先述した通りアナログディレイは高音域が削れていく特徴を持つため、発振音も高音域は少なく中低域に寄った音色となることが多いです。

これがアナログディレイの発振音のえぐみとなり、まさに咆哮のように聴こえます。

ことさらDM-2Wにおいては、えぐみの具合とRATEつまみを操作した際の挙動が極上です。

機種によっては中域にばかり寄ってあまり迫力のない音色になることがありますが、DM-2Wはしっかりと迫力のある音色で、レートを操作すれば高音域もしっかりと出てくれます。

またDM-2WにはStandardモードとCustomモードがありますが、Customモードではより迫力のある発振サウンドが得られます。

もちろん通常用途でも極上のアナログディレイサウンドが得られますので、ぜひ一度手に取ってお試しくださいませ。。