【Vintage】すべてお試しできます!!
2017-12-19 いつもイシバシ楽器のご利用誠にありがとうございます。新宿店サブマネージャーの在原です。
現在、新宿店ではVintage BOSS Pedal を集めたフェア、Vintage Pedal Showを行っています!!ということで今回はヴィンテージCE-2とCE-2Wを比べてみましょう。

写真は、2016年、オリジナルのコーラスが「技 WAZA CRAFT」から甦ったと話題になったCE-2WとヴィンテージのCE-2でございます。ということで早速ヴィンテージCE-2とCE-2Wを比べていきたいと思います!!




上が1979年製CE-2、下がCE-2Wでございます。モードスイッチやアウトプットの追加はありますが雰囲気は近いところがあります。水色ともいえる発色がいい表情を生み出していますね。やはりヴィンテージの方が色が薄いのと筐体が丸いです。1979年ころの個体は角が丸い個体が多く、やはり現行品とは違います。銀ネジと言われるネジも真似てはいますがやはり形の違いが見受けられます。CE-2Wは見た目的に現代っ子のような感じがしますね。
それでは内部です。




※上が1979年製CE-2、下がCE-2Wです。
見ての通り、違いが分かるかと思います。ヴィンテージCE-2は松下MN3007とMN3101を搭載、CE-2WにはCOOLAUDIO V3207DとV3102Dが搭載されています。CE-2WはCE-2では得られなかったステレオ出力による広がりを再現したり、CE-1の2つのモード、CHORUSとVIBRATOを搭載したりなどオリジナルCE-2コーラスを再現するだけでなく、CE-1コーラスの追加機能をしていますのでまったく違った回路をしています。
では最後にサウンドです。
※今回はCE-2を比べることがメインですのでCE-2WはSTANDARDモードで音出しをしました。
1979年製CE-2ですがエフェクトをオンした段階で若干ボリュームが上がるところがまず気になりました。中音域、低音域が非常に強調されることにより、アナログコーラスらしい暖かく太いコーラスサウンドを体験できます。より深くコーラス効果がかかりますので深くかけたい方にはピッタリです。ただし、中音域、低音域が強調されることで高音域が伸びづらくなりますので抜け感はなくなるのでクリアな感じではございません。
使い方を選ぶコーラスかと思います。
CE-2Wは、ヴィンテージCE-2に比べて非常にクリアなサウンドが特徴です。今時というか幅広いジャンルで使用できるオールラウンダーなイメージです。音量さもなく扱いやすいです。煌びやかでクリアなサウンドが特徴ですのでこちらの方がキレイにサウンドが聞こえるかと思います。さらにCE-2と比べてクリアで高音域に特徴がありますがヴィンテージCE-2の面影を感じられる非常に優秀なペダルです。BOSSブランドが繰り出す技 WAZA CRAFTの凄さを体験できます。
いかがだったでしょうか?
新ペダル・ヴィンテージペダルどちらが良いというわけでなくどちらのペダルも素晴らしいサウンドを奏でています。それでもサウンドは少なからず異なりますのでご自身に適したペダルを見つけてみるのが一番かと思います。
もちろんヴィンテージCE-2も多数揃えています。ヴィンテージ同士を比べるも良いですし、CE-2Wと比べてみることももちろん可能です!!
新宿店2F、PedalHolic(エフェクター専門フロア)では様々なペダルをストックしてますのでぜひご自身でサウンドを確かめてみて下さい。現代技術の素晴らしさ、ヴィンテージサウンドの素晴らしいさが体験できるかと思います。