若い感性が生み出す最新型のハイエンドギター:Acacia Guitars
2018-04-03 3月からオープンした御茶ノ水の新名所・セレクテッドブランドフロア。イシバシ楽器御茶ノ水本店の目利きバイヤーが厳選したギターだけを取り揃えた特別なフロアを彩るさまざまなブランドの成り立ちやモデルラインナップなどをご紹介する「5分で分かるセレクテッドブランドガイド」!
第九弾は新進気鋭の若手デザイナーが立ち上げたブランド「Acacia Guitars(アカシア ギターズ)」です!
Acacia Guitars

Acacia Guitarsは2011年にScottとGregのLienhard兄弟が実家のガレージからスタートさせたカリフォルニア発のブランド。
演奏者の個性や好みに寄り添うデザインを信条に、長時間の演奏時にも負担の少ないオリジナルボディ形状を採用しています。
フレット周りの仕上げも手が込んでおり、「ブラインドフレットスロット」と名づけられたフレットフィッティングにより温度と湿度の変化からネックを守り、より安定したパフォーマンスを発揮。
400Rとかなりフラットな指板R設定の恩恵もあり、弦高を低く保つことができるので常に軽いタッチで演奏可能です。
基本的な仕様の面ではAcaciaオリジナルのロックペグにグラフテックのナット、ジャンボフレットの打たれた24フレットネック、Hipshot/FloydroseブリッジにSeymour Duncan/EMGピックアップ、とハードな演奏にも十二分に耐えうる頑強性を重視したパーツ選びとなっています。
実際に弾いてみると、サウンドの面ではクセが少なく、現代的なデジタルアンプやマルチエフェクターとの相性は良さそうな印象。
特にハイポジションでの演奏が非常に快適で、ピッチも安定しており、速弾き、ロングトーンを問わず気持ちよくプレイが楽しめました。
現在のモデルラインナップは、セミオーダーも可能な「MODERN Series」、オーセンティックなコンポーネントギターの雰囲気を纏った「Heritage Series」、シンプルなデザインの「Pro Series」、そしてAcacia Guitarsの最新作「Cronus Elite」の4シリーズ。
Romulus 6 Modern Baja Blue Burst

Romulus 6 Modern Western Sunset

見た目の優美さと演奏時の実用性を高次元で両立したAcacia Guitars。
イシバシ楽器 御茶ノ水本店・セレクテッドブランドフロアでぜひ一度お手に取ってみてください!

セレクテッドブランドフェアのウェブページはコチラ!

【セレクテッドブランドガイド・アーカイブス】
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part1~「EVH Gear」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part2~「Suhr Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part3~「Tom Anderson Guitarworks」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part4~「Sadowsky Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part5~「.strandberg* Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part6~「Washburn Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part7~「Knaggs Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part8~「Zemaitis」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part9~「Acacia Guitars」~
この記事を書いた人

落合 亮介(おちあい りょうすけ)
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
幼年期からオルガン、ピアノを習い、高校入学と同時にバンドで一山当てようとキーボードを購入するも時代はツインギターバンド隆盛の折、加入先が見つけられずにふて腐れる。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。