「分家」では終わらない確かな個性と機能美の集大成:Knaggs Guitars
2018-04-01 3月からオープンした御茶ノ水の新名所・セレクテッドブランドフロア。イシバシ楽器御茶ノ水本店の目利きバイヤーが厳選したギターだけを取り揃えた特別なフロアを彩るさまざまなブランドの成り立ちやモデルラインナップなどをご紹介する「5分で分かるセレクテッドブランドガイド」!
第七弾は徹底した木工への拘りと機能美に満ちたギターブランド「Knaggs Guitars(ナッグス・ギター)」です!
Knaggs Guitars

Knaggs Guitars(ナッグス・ギター)は、元Paul Reed Smith(PRS)プライベート・ストック責任者の経歴を持つJoe Knaggsと、ブランディング/マーケティングの専門家・Peter wolfの2人を中心として2009年に設立されました。
使用される木材や素材を厳選し、経験豊富なシニアギタービルダーのチームが「最高級の楽器を作り、プレイヤーとギター愛好家を満足させる最良のツールを提供するために」業界最高水準の技術を惜しみなく用いて組み上げています。
モデルラインナップは複雑なレイヤードトップにベベルドコンターの施された「Chesapeake Series」が3機種と、芸術的なアーチトップが印象的な「Influense Series」が5機種、さらにアーティストシグネイチャーモデルが3機種となっており、各モデルごとにKnaggsならではのコダワリが詰まっています。
【Chesapeake Series Severn】

【Chesapeake Series Severn Trem】

【Chesapeake Series Choptank】

【Influence Series Keya】

【Influence Series Kenai】

【Steve Stevens Signature】

Knaggsはオリジナルデザインのブリッジを3種類開発し、一般的なフェンダースタイルやギブソンスタイルとはひと味もふた味も違ったボディ鳴りと機能美を追求。

また、ネックジョイント部はセットネック構造を基本に、ボディシェイプに応じて最も接合面を大きく稼げる形状に成型されており、弦振動を効率良く伝えることへの徹底した最適化が図られています。

ピックアップはLindy Fralinをはじめ、David Allen、Seymour Duncunといった名手が手掛けるヴィンテージスタイルのピックアップをモデルに合わせて搭載。
中心スタッフの経歴からPRSとよく比較されるKnaggsですが、PRSとは異なった視点で往年のギターの美点を引継ぎ欠点を克服した進歩的なギターデザインを行っており、サウンドの傾向もまた別モノと言えます。
数々のアーティストやメディアから、類稀なオリジナリティと芸術的なボディシェイプ、楽器としての完成度の高さを絶賛されているKnaggs Guitarsに、日本国内随一のKnaggsストック数を誇るイシバシ楽器 御茶ノ水本店・セレクテッドブランドフロアで触れてみてください!

セレクテッドブランドフェアのウェブページはコチラ!

【セレクテッドブランドガイド・アーカイブス】
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part1~「EVH Gear」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part2~「Suhr Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part3~「Tom Anderson Guitarworks」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part4~「Sadowsky Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part5~「.strandberg* Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part6~「Washburn Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part7~「Knaggs Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part8~「Zemaitis」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part9~「Acacia Guitars」~
この記事を書いた人

落合 亮介(おちあい りょうすけ)
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
幼年期からオルガン、ピアノを習い、高校入学と同時にバンドで一山当てようとキーボードを購入するも時代はツインギターバンド隆盛の折、加入先が見つけられずにふて腐れる。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。