国内限定20台のチャド・トリコロンを徹底分析しちゃいました!
2015-04-01 2Fスネア担当松岡です。今日のネタアイテムはコレ!

日本国内限定20台
PEARL CS1465F CHAD SMITH TRICOLON SNARE DRUM
チャド・スミスと共同開発で完成させたトリコロン・スネアドラムは、
パールおなじみの“フリーフローティング”と、
分割された3つの金属シェルを合わせた独特な機構。
どのシェルも上部にベアリングエッジ加工がしてあり、シェルの順番を変えることが可能。
ブライトで豊かな倍音が特徴のブラスシェル(3mm)と、
ソリッドでパワフルな特徴のスチールシェル(3mm)のコンビネーションが楽しめる。

こんなスネア今までに無かった!
並べ替えできるなんてステキ!という事で、
早速並べ替えしてみました。
まずは一番上をスチールに…

肝心のサウンドはというと
一言で言うと凄くストレート。
反応は鋭いしピッチもぐいぐい上がります。
特性はスティールっぽい感じで、縦に抜ける感じです。
ブラスらしい程よいふくよかさも持つ攻撃的サウンド。
ハイピッチが似合いそうです。
お次にブラス/ブラス/スチールの順

さっきとは反対にグッとあたりが柔らかくなり
「ファット」なサウンドになりました。
チューニングレンジもやや低めになった気がします。
ブラスの特性が全面に出た感じです。
しかしブラスの6.5インチにありがちな
「余分なサステイン」があまり感じられず、
アタック感が十分あるため結構スッキリしたファットサウンドです。
一応ノーマルは

この状態のようですが、
個人的にはこの状態が一番サステインがスッキリした、
「アタック」の強いサウンドに感じました。
まさに「チャド・スミス」のような
アタックを全面に押し出すようなドラマーにピッタリと言えるでしょう。
しかしながらどの組み合わせも
音がデカい(笑)
パワー系の彼らしいスネアと言って間違いないです。
この画期的アイデアはまさに「フリフロ」だから出来る技。
一台で三役も楽しめる実にオトクなスネアです。
パールの技術がなせる完成度の高いモデルだと感じました。
国内20台しかないのでお探しの方はお早めに!