なぜ、業界に選ばれるのか。
2019-07-20 デジタルフロアから、こんにちは!!名古屋栄店デジタル担当の音響効果マンでございます。
本日ご紹介するのは【Neumann / U87Ai 編】音響効果マン【第二話】です!!

今回はU87Aiの指向性についてです。
そもそも、マイクロフォンの指向性ってなに?
と思われる方々もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明しますね!
ある特定の方向から飛んでくる音を、より良い音質で効率よく集音する。
この性質が指向特性です。
この特性を切り替えられるマイクロフォンも多くあり、
人が目の前で喋っているような音質に出来たり、真後ろで喋っている音質に出来たりします!(録り音だけでは完全再現は厳しい)
そういった音質に変化を与えるものが指向性だということを大枠で覚えておいて下さい!
また、指向特性図などがありますが、
基本的にはマイクロフォンの一番感度が高い場所を中心として、その周り360°を円形グラフで表記されることが多いです。
そして、U87Aiには3種類のパターンがあり、無指向性、カーディオイド、双指向性を備えているラージ・デュアル・ダイヤフラム・カプセルとなってます。
1.無指向性(ノンディレクション)
マイクの周囲の音を360度すべて同じ感度で集音します。
特定の音を狙うのではなく、会場全体の空気感や、会議等の録音などの用途で使用されることが多いです。



2.単一指向性(カーディオイド)
マイクの正面の音を広く集音し、マイクの反対側の音は集音しにくいです。
ライブなどでヴォーカルが使用したり、ギターアンプやスネアやハイハットなどの録音に使用されることが多いです。
ハウリングが起こりにくいことも優秀なポイントです。



3.双指向性(ツインディレクション)
マイクの正面と背面の音を広く集音します。
真横に対しての集音力が弱いので、ラジオ番組などの対談等で使用されることが多いです。



4.スペック表
最後になりましたが、U87Aiのスペックになります。
どの項目をみても、とても優秀だと思います。


どんな音質なのか気になりますよね…
気になった方は、是非店頭にご来店くださいませ!!(試奏+接客+写真もOKですよ!!)
※指向特性図等、公式より引用しております。

といった感じで、第二話終了です!
次回は周波数についてご紹介します!
ではまたお会いしましょう!!