402の体重測定!?

60年代から現行までのLM402スネアの体重測定!

2015-06-06 こんにちは、
2Fスネアフロアの松岡です。

先日ラディック402の60年代モノが入荷し、
60年代、70年代、80年代、現行と計5種類の世代違いのものが入荷したので、

重さを計測してみました!!
本来裸にしてシェルのみがベストなんですが、
今回総重量での比較です。



まずは現行品(2010-)の402から…



約3730g
ではこれを基準にしてみましょう

お次は80年代中ごろと思われるもの…



約3790g
おお!僅かに重い!
インナーミュートとフープ形状のせいでしょうか?
フープが現行より背が高く、ゴツイので重みがあるようですねー
パワー重視の80年代向きって所でしょうか?

続いて80年代の初期



約3550g
お!軽くなった!
80年代の初期はだいぶ重量が軽いようです、
フープも現行より薄いからでしょうか?

お次は70年代(後期)



約3550g
おお!80年代初期とほぼ同じ!
この世代のモデルはほぼ同等のシェルなのでしょうか?

ラストは60年代後期



約3370g
出ました、最軽量!
フープの重量も軽そうに見えますが、
やはりこの時期のシェルは若干軽いのか??

と、おおかた予想通りの
年式が古いと軽い傾向でした。

コレだけ重量差があればやはりサウンドの違いもあることでしょう。

特に60年代のものはサウンドも一番オープンで、
あからさまに柔らかく広がるサウンドでした。

逆に70年代以降は縦に抜ける感じが増し、
よりパワフルでストレートなサウンドになるようです。

80年代中期以降はあまりウェイト差は無いようですが、
この微妙なウェイト差がそれぞれの年代の
特色になっているのは間違いなさそうです。

コレだけの年式の402が揃っているタイミングはなかなかありません!

気になる方は是非お店で叩き比べしてみてくださいね♪