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ラディックの様式美 no.2

2015/01/31 (土)[御茶ノ水ドラム館]

ロックファンは見逃せない、ラディック・ドラムの秘密に迫る!

◆この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。


こんにちは
いつも結局ラディック頼みになってしまう店員【M】でございます。
前回に引き続き今回もラディックドラムについてのウンチクを語らせていただきます!
どうぞ最後までお付き合い下さいませ。



今週は
「400シリーズとロック黄金期」時代!
といってもたぶん400シリーズの解説だけで今回はおなかいっぱいになりそうです(笑)

まず60-70年代のラディックと切っても切り離せない400シリーズ!
実にこのモデル、50年以上の歴史を誇るスーパーロングセラーでございます。

元を辿ると50年代に存在していたいわゆる
「スーパーラディック」と呼ばれる、
ブラスにクロームメッキを施したモデルがあり、
原型はこのモデルから始まります。

そして1963年、スーパーラディック400がフルモデルチェンジ
兄弟機スーパーセンシティブ411と共に大きくリニューアルされます。
それが現在の400シリーズ!

このタイミングで
ブラスシェル→アルミ合金のシームレスクロームメッキシェル
に変化したようです。

ちなみに当時のカタログ定価は変わらず、
「ぜんぜん別モンじゃねぇか!」
と突っ込みたくなりますね(笑)

こうして今までの400番とはまったく違うスネアになりました。
しかしこのモデルチェンジが50年も続くスタンダードの始まりでした。

この当時のカタログには素材の表記も無く
SEEMLESS ALL METAL SHELLとだけの記載なのですが、
同時に兄弟機L-404アクロライトが登場しました。

このアクロライト
アルミ合金シェルに塗装を施し、テンション数は8テンション、
LUDWIG社いわく「ジュニア向け」ですがクオリティにこだわったモデルで、
400シリーズをマイルドにしたようなスペック、サウンドで
これまた愛用者が非常に多いスネアであります。

これは推測ではありますが、
400シリーズとアクロライトは元の胴体の大元は同じで、
クロームメッキを施した仕様が400、
そのまま塗装しテンション数を変えたものがアクロライトと、
生産ラインの共通化を図りコストを抑えた為と思われます。

ともかく、この時期より製造され始めた、
「アルミ合金シェルの400シリーズ」は、
実に使い勝手が良いスネアとして、様々なジャンルに用いられる大ヒットスネアになりました。

大ヒットの理由は恐らく
・軽い
・チューニングが楽
・構造がシンプル
・とにかく明るく良く鳴る

といったところでしょうか

この単純明快で解かりやすいキャラクターは、
ラディックのイメージを定着させたと言って間違いないのではないでしょうか?

こうして現在に至るまで、
このモデルを使用したことの無いドラマーはいないと喩えられるほど。
日本でも特に1970年代頃は多くのドラマーが憧れの楽器として、
当時はエライ高価だったにも関わらず、
大枚をはたいて手にしたドラマーが多かったとか…
よって70年代の400はヴィンテージとしては国内の流通量も比較的多いです。

そんな人気者の400シリーズも避けて通れない弱点があります。
それは、アルミへのメッキは耐久性が弱く、経年で劣化しやすいということ。

よって、今残っている60年代のものは大概メッキがボロボロになっており、
結構見た目には傷んだ感じのルックスになりがちです。
しかしながらそのような楽器もサウンドははまだ十分現役な物も多く、
むしろメッキの薄い60年代のものはより柔らかい鳴りを生むと言われております。
きっと、ボロボロ程良い音がしますよ(笑)
事実、レコーディングの現場などでは今でも良く使用され、
マイク乗りの良さに加え、温かみと芯のある音色は
様々な場面で幅広いアーティストに支持されております。

その後70年代に入りその品質に安定感が増し、
メッキが剥げ易いと言うトラブルも徐々に解消され、
70年代後期には現在とさほど変わらないクオリティになったと考えられます。

その頃にはLUDWIG社自ら
このシェル素材を「LUDALLOY」と言う名称で呼びはじめ、
シェルの内側にブルーの丸いステッカーを貼り、
謎の合金「ラディアロイ」としてアピールしていたようです。
LUDWIG社にとっても特別このシェルに自信を持っていたことが伺えます。



実際2000年代までこの400シリーズの素材については謎とされ、
スチールであると誤認されたりしておりました。
そんな中「そもそもラディアロイって何だ??」と言う方々が探求に探求を重ねた結果、
「メッキしたアルミじゃないか?」と噂され、
2010年代にはとうとうLUDWIG社自らカタログに「アルミのクロームメッキシェル」であると明かすことになります。

400はスティーヴ・ガッドをはじめ、
70年代以降活躍しているドラマーなら誰もが愛用していたとさえ言われ、


サイズ・仕様違いでは
・402(14X6.5インチモデル)
主な愛用者 ジョン・ボーナム
・410(スーパーセンシティヴ 14X5 独特のパラレル機構の全面当たりストレイナー)
主な愛用者 カレン・カーペンター
・411 (410の6.5インチバージョン)
主な愛用者 一時期のコージー・パウエル等




それぞれが個性にあわせたチョイスをしており、
名ドラマーの愛器として語り継がれ、もちろん現在も健在でございます。

80年代に入りハンマード仕様、チューブラグ仕様などのバラエティも増え、
今なおLUDWIG社を代表するスネアとして君臨しております。

特に70年代ロックに於いて、ジョン・ボーナムが使用していたとされる
70年代の402は現在非常に高値で取引され、伝説化しているスネアと言えます。

ボンゾ自身402を相当気に入っていた様で、
確認できるライブ映像などでは全てと言ってもいい程このスネアを使っております。

独特の「スコーン」と抜けるサウンドは、実にこのスネアらしい特徴的なもの!
決して硬い音ではなく、絶妙なマイルド感が聴いていても叩いていても心地良いです。


実際やはり彼のサウンドに近づく為にはマストアイテムと言える402スネア。
現行品も良いですが、やはり当時のサウンドを再現するには、
やはり当時の物が最適!
実際フープの厚みも違いますし、ストレイナーも違います。
そんなヴィンテージ402を現在当店4F特設会場にて
なんとボンゾと同じサイズのセットでお試し可能!




「60-70's ROCK STAR FAIR」開催中

ボンゾが使っていた「あの音」を実際にお確かめ下さい!

また、現在今回ご紹介した
LUDWIG 400シリーズを含めヴィンテージのラディックを
777357 B

超大量展示中!

ぜひとも本物のヴィンテージのサウンドを体感下さい。

と今回はやはり400のご案内だけになってしまいました(汗)
次回は70年代ROCKとLUDWIGでお送りいたします。

是非是非ご期待下さい!


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