まいど!!お世話になります。
イシバシ楽器 梅田店 寺井です。
2023年11月23日、関西はベースボールパレードで大盛り上がりでございます。
我が家はトラ党につき、家族で御堂筋に繰り出したようですが、同じくパレード観覧に来た【尼のトラのおばちゃん】に遭遇したとのこと!!
はぁ、パレード観に行きたかったな・・・。
というわけで、野球はトラ、ギターはトラ杢、タイガーストライプなフィギャードが美しい逸品が入荷しました!!

【中古】 Gibson Memphis / 1964 ES-345 -Historic Series- Natural
商品ページはコチラ↓↓
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002024145
ギブソンファンやビンテージユーザーからも評価されたギブソンメンフィスヒストリックシリーズ!!なかでもレアなES-345が入荷しましたヨ♪
様々な仕様が見られますが、バリトンスイッチなし、ストップテイルピースと一番シンプルかつ実用的なスペックです。


当時のコアモデルであった1963 ES-335はシンプルな表情のプレーンメイプルが多かったのに対し、この個体はガッツリと杢目が表れております。杢目を活かすナチュラルカラーとのコントラストがたまりませんね。
当時のナッシュビルカスタムショップ製などはホーン形状が緩やかな通称「ミッキーマウス・イヤー」が多かったのに対し、メンフィスヒストリックシリーズはホーン形状もややスリムなものとなっております。ビンテージユーザーも思わずニンマリな、ルックス面でのこだわりも大きなポイントです。

アルミテイルピース、ABR-1ブリッジに加え、サドルはナイロン製となっております。
自然とアタックが抑えられるため、やや角が取れたサウンドとなります。



345の特徴であるダブルパラレログラムインレイを採用。比較的スリムなネックシェイプとなります。
ネックの際が丸みを帯びた、ロールネックバインディングとなっており、握りこんだ際のフィット感も抜群です。
ロックピンに交換されていますが、きちっとゴールドパーツをチョイスしております。

ちなみに、ES-335TDNの「TDN」って何?と店頭でよくご質問をいただきます。ご存知の方も多いかと思われますが、【T=Thinline、D=Double Pickups、N=Natural】 となります。TDだと基本カラーのサンバースト、TDCだとチェリーカラーというわけですね。


60年代仕様ということで、ノブはメタルトップバージョンとなります。
画像には写っておりませんが、ノブの下側、つまりポットにも大きな特徴があります。
ギブソンでハムバッカータイプのものは通常500kΩのポットを採用しますが、メンフィスヒストリックシリーズでは値を550kΩでCTS社に特注し、入荷したパーツを一個一個計測、リア・フロント・P-90用とそれぞれ区別しております。
ポット自体にも個体差が存在し、500kΩ表記のポットも実際は記載値以下であることも多いのですが、これを550kΩで特注することにより、実際は510-520など500kΩ以上の値となるため、さらに選別してベストなマッチングで搭載しているのです!!
とはいえ、入荷時にフロントトーンのポットのみシャフトにNGがあったため、弊社リペア部門で交換しております。※オリジナルパーツも付属します。

このシリーズはコンデンサーにデフォルトでブラックビューティーレプリカを搭載しておりますが、この個体はバンブルビーレプリカが搭載されており、おそらく交換されたものと思われます。

配線スペースを大きく設けたボディ構造にも注目してみてください。これらもこのモデルのサウンド形成に大きく関わっております。
搭載されているP.Uは交換跡がないためオリジナルと考えますが、モデル名を表記した記載が見られません。デフォルトであればメンフィスファクトリーオリジナルのMHSハムバッカーを搭載しているのですが・・・。

このSKUを見てピン!ときたそこのあなた、シャープ!(するどい!)通常仕様ではない◯◯スペックでございます。
ということはP.Uはアレでは・・・?あそこの仕様はアレでは・・・?
そもそも断定ができないこと、若干センシティブな内容につきブログ上では差し控えますが、店頭でギブソン談義に花が咲くこと間違いなし!!そらそうよ、おーん

商品ページはコチラ↓↓
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002024145
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ではでは♪