Fさんです
あけましておめでとうございます!
ことしもどうぞご贔屓に
気づいたら1月終わってて2月ももうすぐ終わっちゃうんでびっくりですよ。
昔から1月は行く、2月は逃げる、3月は去るって言いますもんね。
そうこうしてたらだんだん暑くなってくるんでしょうね。
そういや皆さんはお雑煮食べました?
私はしっかり食べましたよ。
おいしかったなあ。
さてお久しぶりのこのコーナーですよ
第三回目でございます
MorrisのS-171Rです!


見るからに高級そうやなって思った方!正解でございます!
このギターはモーリス唯一のマスタールシアーである森中巧氏が作り上げたギターなのです。
まずモーリスのSシリーズのバックグラウンドを少しだけご紹介します。
昔々モーリスさんはアメリカ進出のために色々リサーチをしていたそうです。
その結果フィンガーピッカーの演奏に対応できるギターを作らねばという結論に至ったそうな。
その日からフィンガーピッキングという演奏方法に絞って研究して、著名なフィンガーピッカーさんともコラボしたとのこと。
そうして満を持して2001年に8本のモデルを発表したのです。
その後、2003年にはラウンド・バックが採用され12モデルに増え、今では20以上のモデルが仲良く暮らしているそうな。
めでたしめでたし
そんな出で立ちのギターですがどういう所がフィンガーピッカー向けなのでしょう
Fさんと一緒に見ていきましょ!
まずはスケールとネックのプロファイルでございます
Sシリーズのスケールは652mmと長めなのです。
例えばマーチンのドレッドノートで約645mmなのでそれよりもちょっと長めですね。
ドロップチューニングや変則チューニングに対応するためにこの長さにしているとのこと。
ネック幅は約44mmと少し広めです。
ですが厚さが1フレット付近で21mm、10フレットでも22mm程と変化がかなり少なめ!
幅は広めですがかなり薄いので握りやすいのです。
また、幅が広いおかげでオープンノートを鳴らしながら押弦がしやすい!
これフィンガーピッカーには大事な所ですよね!
次は私が一番へぇ~ってなったところでございます

まずこの画像見て下さい!え?どこ見ればいいんってなりました?
実はこのギターのナットは弦間はそのまま全体的に約1mm程低音側に寄せています。
言われてみれば1弦側より6弦側のほうが弦と指板の端の隙間が狭い気がしませんか??
このおかげで6弦を親指で押さえやすいし、1弦をビブラートしたときに弦落ちがしにくくなっているのです!
そして次はトラスロッドです
こんなにこだわりの詰まったネックと指板ですが、簡単に反ったら意味がないですよね。
なのでトラスロッドもこだわっております!
アルミケースに双方向に効くトラスロッドを入れて、張力が一番掛かる部分にネックと一体化するよう仕込んでいるそうです。
そうすることで反りの確実な復元調整を可能にしてるとのこと。
ここまで書いてるということはかなりの自信があるトラスロッドなのでしょう。
かなり安心できるネックですね!
最後はボディの形状です
ボディサイズが小さめなので鳴りも小さめなのかなと思うけどそんなこと無いんです。
ボディに厚みを持たせているのと、ラウンドバックを採用することにより十分な鳴りが感じられるのです!
なるほどさすがはモーリスさん!
こだわりが沢山詰め込まれてましたね。
さすがフィンガーピッカー向けに研究を重ねたモーリスさんです。
そうじゃないとここまでプレイヤーが演奏しやすいギターって作れないですもんね。
これはもうね大拍手ものですよ。
そんなとってもおすすめなギターでございました!
このギターほしい!ってなった方はこちらをチェック↓
https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/2800002182012
次はどんな気になるギター入ってくるかなあ。
わくわくしながら日々を生きようと思う。
ちなみに来月は私の誕生月です!