プレイヤーの個性 を引き出す革新的技術!
2021-04-15 Edge-Zero ZPS3 トレモロ・ブリッジこんにちわ~梅田店ギター売場担当です。
1977年に開発され、1980年代の初頭からヴァンヘイレン、ブラッドギルスなどの使用で爆発的人気、ロックギター界での革新的技術であるフロイドローズ・トレモロシステム。
2005年に特許が期限切れ、各メーカーがオリジナルのユニットを製作し始めました。
その筆頭として更なる革新を図ったEdge-Zeroトレモロ・システム
Ibanezが2015年に独自に設計/開発した専用トレモロ です。

フロイドローズと同様にのナイフエッジによる2点支持構造により、アーミング時にユニット自体の接触部分・可動部分を摺動を滑らかにし、大きな音程幅が得られます。


スタッド内部のイモネジを締め付けることにより、スタッドとボディが強固に固定され、弦振動がトレモロからボディへと効率よく伝達、チューニングの安定性も向上する六角レンチ2mmに対応するスタッド・ロック機能があります。



Floyd Rose Proの様にストリング・ストッパー・ボルトの位置も弦交換がズムーズに行える位置にあったり、ブリッジ全体が低めに設計されており、ストローク時の邪魔にならない様になっています。

Schaller、HIPSHOTトレムセッター、トレモロスタビライザーの様な役割をする、
ゼロ・ポイント・システム
アディショナル・スプリングとトレモロ・スプリングがバランスするポイントでトレモロ・ユニットがセンター位置になるよう設定することでチューニングの容易さ、安定感が向上します。
ブリッジの安定性が良く、強いピッキングによるクリケットな様な音の震え、ハーモナイズ・ベンド、ダブルベンドによるブリッジの浮きによるピッチのズレ、弦が切れた時のブリッジの動きを押さえる事が出来ます。
とはいえスプリングのバランスなので、チョーキング時のブリッジ浮きや弦が切れた時のピッチのズレは完全には解消はされません。フルフローティング状態よりはマシですが・・・
ブリッジ・プレートにビルトイン・タイプのイントネーション調整ボルトが装着されており、サドルを固定することが出来、驚くほど簡単にオクターブ調整が可能です。



更にサドル・ロック・ボルトが弦の真下より若干オフセットになっており、ボルトスクリューが回し易い設計となっています。

ゼロ・ポイント・システムを解除することで通常のフローティング・ブリッジとしても使用でき、クリケット奏法にも対応できます。
弦の太さを変えた時やフラット・チューニングに変更した時のブリッジの位置もスプリング調整ノブで簡単に調整できます。

トレモロスプリング部での振動・共振を抑制するためのスプリング・サイレンサーも採用されています。

バックパネルにはスプリング調整ノブの順/逆方向が+/-で表示、スプリングの張力の強弱も分かりやすく刻印されている親切設計です。

フロイドローズの様なダブルロックは弦の張り方やチューニングが難しいと思われがちですが、Edge-Zero ZPS3 トレモロ・ブリッジであれば、苦手意識も無くなるかもです。
エディ・ヴァンヘイレンを筆頭にブラッド・ギルスの様な表現力豊かなアーミング、スティーブ・ヴァイの様なトリッキーなアーミング・プレイ、プレイヤーの個性
を引き出す革新的技術です。
Edge-Zero 搭載モデルを多数ご用意しております。
是非お試し下さい。