~ここが知りたいSuhr Guitar~ 第一回「AsatobuckerとSuhrのVintage系ハムバッカーラインナップの知られざる関係…!?」

Suhrヴィンテージ系ハムバッカーラインナップから見えてくる、Asatobuckerの秘密…。

2021-04-15 ・御茶ノ水ROCKSIDEでは現在Suhrフェアーを開催中!



エリア随一の品揃え!常時40本以上の展示や試奏動画のアップを日々更新中!
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ということで3月からスタートしたSuhrフェアーなのですが…

早速多くのご注文や問い合わせを頂いており、

担当のみならずスタッフ一同反響の多さに驚いております!(ありがとうございます!)



併せて本日からはブログ連載もスタート!

今回改めて勉強したことで驚いたポイントや、店頭でも質問の多いポイントなどを中心にマニアックにお伝えする…



題して~ここが知りたいSuhr Guitar~



第一回は

「AsatobuckerとSuhrのVintage系ハムバッカーラインナップの知られざる関係…!?」




Suhrと言えばピックアップが非常に優秀!

当店でも「持ってるギターのリアハムは全部SuhrのSSH+にしてます」というスタッフもいたりと、リプレイスメントとしても人気があります。



特に近年は一気にラインナップが増え、更に魅力的な品ぞろえに!



しかし、



どう違うの??

どのモデルがイイの??



と迷ってる方も多いのでは??



今回はその中でも今一番注目されている「Asatobucker」を紐解きながら



「SuhrのVintage系ハムバッカーラインナップ」をご紹介。



・「Asatobucker」って??

ご存知、ブラジル出身のギタリスト「Mateus Asato」のシグネイチャーモデル。



これを載せればMateus Asatoの音に!?と期待をし、どこか珍しい点はあるかな…?

とスペック表と睨めっこしましたが….見つけられず。



しかし!

Mateus Asatoが今まで使用してきたピックアップを調べると

「なるほど!!」と思わず声に出すほど納得。



謎に包まれてきたAsatobuckerの正体や、いかに。



・Mateus Asatoピックアップ遍歴


まず2013年前後に使用し始めたShell PinkフィニッシュのClassic S Antiqueのリアには「SSV」が搭載されていました。

SuhrギターのPAFレプリカ系定番モデルでコンプレッションを程よく抑えたワイドレンジなサウンドが特徴。

マグネットはアルニコV、直流抵抗値は9.0kΩ。



2015年に「Thornbucker」が発表されたことをきっかけに、Mateusも「SSV」から「Thonbucker」へ換装。

Pete Thornからの依頼で製作された「Thonbucker」は「SSV」よりも徹底的に「ヴィンテージPAF」に近づけたモデル。

手元を絞った際の追従性には特にこだわっており、試奏の際はそのあたりも是非ご体感いただきたい所…。

マグネットはアルニコIV、直流抵抗値は8.5kΩ。



・スペック比較とAsatobuckerの正体!?

・初代、SSV

マグネットはアルニコV、直流抵抗値は9.0kΩ。

・二代目、Thonbucker

マグネットはアルニコIV、直流抵抗値は8.5kΩ。

・三代目、Asatobucker

マグネットはアルニコIV、直流抵抗値は8.6kΩ。

(直流抵抗値は全て50mmモデルで比較)



ピン、と来た方もいるかと思いますが…

「Asatobucker」は「SSVとThonbuckerの気に入ったところをかけ合わせた」スペックなんです。

Mateus Asatoが「どちらも使用して良さがわかっている」からこそ。



具体的には「SSVのコイルの巻き方」と「Thornbuckerのマグネット」を組み合わせをベースに、細かな微調整が施されているようです。

サウンドはブライトかつワイドレンジでクリア、柔らかなアタックと滑らかで太くウォームなトーン。



・リプレイスメントとしてのAsatobucker

Mateus Asato Signature Guitarのみの搭載、正体も謎に包まれで単体では販売されていませんでしたが、

2020年に満を持して「Asatobucker」として発表!



手軽にAsatobuckerを搭載出来る!ということで注目度が高まっている昨今。

Mateus Asatoが好きだからAsatobucker、という選択はもちろん素晴らしいのですが、

Mateusのコダワリを知る上で是非「SSV」と「Thornbucker」との比較をして頂けたらより深く「Asatobucer」の魅力が実感して頂けるかと思いマス!


当店でもリアをAsatobuckerに換装したClassic Sを展示中!



またMateus Asatoは時期によっては「SSV」「Thornbucker」を使用しているので、

「昔のこの動画の時の音が欲しい」と言う事でしたら「SSV」や「Thornbucker」を選択するのもオススメ!

当店在庫にもThornbucker搭載モデルやSSV搭載モデルがあるので「ピックアップにフォーカスした弾き比べ」をしていただいても楽しいかも??





・あとがき

というわけで「ここが知りたいSuhr Guitar」

第一回「AsatobuckerとSuhrのVintage系ハムバッカーラインナップの知られざる関係…!?」



いかがでしたでしょうか?



Mateus Asatoのような表現力豊かなプレイを支える「出力の強すぎないSSHレイアウト」は当店でも人気!

同じSSHでも「ハイパワーなモダンスペック」と区別してお探し頂くと、よリ好みのギターと出会えるかも…??



・御茶ノ水ROCKSIDEでは現在Suhrフェアーを開催中!

常時40本以上展示のエリア随一の品揃え!

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YouTubeチャンネル「1484tv」でも試奏動画を多数アップ中!

是非ご参考に!