
Harvest Guitars店長の白井です。8月も終盤となりましたがまだまだ暑いですね。アウトドア志向の私ですが、暑さとステイホームで今年ほど音楽を聴いたりギターを弾いたりする時間が長い夏はありません。

さて先日久々に
バドロフ&ロドニーのレコードを引っ張り出して聴いてみました。バドロフ&ロドニーはジョン・バドロフとマーク・ロドニーによるデュオです。ジョンは後に「恋のバンシャガラン」で知られるシルヴァーを結成したことでも知られています。
1970年代のウエスト・コースト・ロック・シーンで活躍したデュオで、二人のハーモニーを支えるアコースティックとエレクトリックを融合したギター・サウンドはCSNY、アメリカ、ロギンス&メッシーナなどに通じるものがあります。髪型、ファッションもいかにも1970年代ですね。
「2台のマーティンがあれば1台よりも素晴らしいものができるに違いない」とジョンとマークが一緒に仕事を探したのが、デュオ結成のいきさつだったそうです。いかにも1970年代らしい話しですね。実際レコード・ジャケットには
マーティンD-28、D-35を持つ彼らの写真が使われていました。

近年はアコースティック・ギターもエレクトリック・ギターも音の分離の良さや抜けが求められる傾向にありますが、
彼らのレコードから聴こえてくるギター・サウンドは一音一音が生々しく、そしてふくよか。そこには懐かしさや郷愁をも覚えます。アンサンブルの調和を取りながらも、存在感のあるギター・サウンドはまさにマーティンに魅力と言えるでしょう。
そんな良き1970年代のギター・サウンドがお好きな方には、やはりマーティンがお勧め。バドルフ&ロドニーが使用したのは、前述の通りD-28、D-35。
D-28はオールマイティに使える表現力の幅が特徴で、
D-35は歌に寄り添う優しさが特徴です。
↑現行品のD-28 Standard(税込販売価格¥338,250)。言わずと知れたアコースティック・ギターの世界標準的存在。一生モノの筆頭。迷ったらコレです。
↑現行品のD-35 Standard(税込販売価格¥375,375)。フォーク・ブームに合わせ、力木をD-28より細くすることで歌を邪魔しない優しいサウンドを実現。3ピースのバックも特徴。
↑現行品の新品と同等、もしくはそれ以下でゲットできる1970年代ヴィンテージも豊富です。Harvest Guitarsではアップデートされた新品はもちろん、70年代製ヴィンテージ品まで各種取り揃えています。WEB未掲載の新入荷商品も多数あります。ちなみに只今
70年代製のD-28は6本の中から、同D-35は5本の中からお選びいただけます。同じ年代のHD-28やD-12-28もあります。
ご来店いただかなくとも、ご希望があれば音源もお送りいたします。ご興味がある方は、是非お問い合わせくださいませ。
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Posted by Eiichiro Shirai/白井英一郎プロフィール:
1960年生まれ。吉田拓郎を聞いてフォーク・ギターを始め、石川鷹彦をきっかけにブルーグラスにも興味を持つ。その後イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなどのアメリカン・ロックに傾倒。エレキ・ギターも弾くようになる。ギター、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、三線を弾くマルチ・プレイヤーとして演奏活動をする現役ミュージシャンで、音楽誌や楽器専門誌のライターの肩書きも持つ。1970年代の音楽とファッションをこよなく愛し、音楽のあるスロー・ライフを実践するロハス・ピープル。入門者からベテランまで、お客様のライフ・スタイルに合った商品を提案する楽器のコンシェルジュ。
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