イシバシ楽器プロデュースの新生サックス!!
2020-08-058年ぶりに梅田店へかえってきましたよ!!!
というわけで、私の梅田店最初の管楽器ブログはWINDPAL SAXのご紹介です。

久々に楽しい楽器がきましたね!
見た目はインパクトがありますが吹いてみるとなかなか良いんです。
とりあえず各部紹介していきましょうね。
【本体側ネックジョイント部は洋白製】

洋白とは真鍮素材にニッケルを混ぜた金属でやや硬めの金属です。
管体で発生した振動が逃げやすい接続部に採用することで、
響きのロスを防止することができます。
【指貝材にアバロンシェル】

普及価格帯に多い樹脂製の指貝に比べて指なじみが良い!
使い続けると手汗などで自分の指の形に浸食されていくため、
長く使えば自分だけの1本が完成します!!
【低音キィにダブルアーム】


シングルアームはキイアクションやキイの自重による
「ねじれ」が生じることがあります。
それを防止するのがこのダブルアームです。
(見た目は少々ゴテゴテしますが・・・)
有名どころではヤナギサワの上位機種が採用していたり、
大きなキイを持つバリトンサックスの低音などに採用されています。
WINDPALSAXはLow B♭,LowB,LowCと付けられるだけついています!!笑
【スクリューとベル支柱にチタンネジ/サムフック銀製】

3点ベル支柱スクリューのベル側にチタンスクリューを採用。
全てチタンスクリューを採用すると鳴り過ぎたらしい。汗
密度と反応、鳴りのトータルバランスが整ってます。
Silver925純度の銀製サムフックを採用する事によって、
低音の豊かな響きと存在感が得られるアイテムです。
【ピゾーニ社製パッド】
サックスの「穴」をふさぐために必要なタンポですが、
なにを使うかによってアフターフォローにおいて優位性があります。
(ちゃんとしたタンポじゃないと調整しづらいのです!)
管楽器用タンポの2大ブランドとして有名なのはフランスのシャヌー、
そしてWINDPALサックスが採用するイタリアのピゾーニ社。


■左がアジア製サックスのノーブランドパッド、右がWINDPALピゾーニパッドです。
トーンホールの跡を技術者は「轍/ワダチ」と呼びますが、
ノーブランドパッドは驚くほど深くついています。
まるで怨念こもってるかのごとく、、、深い。。。
組み立て時に調整してタンポ合わせをしている
というより押し付けているだけって感じですね。笑
【後彫りの手彫り彫刻】

ヤマハもヤナギサワも彫刻後にラッカー掛けしており、
セルマーのジュビリーについては機械彫刻となっているなかで、
ラッカーをかけた後の手掘り彫刻は満足がありますね。
<<私の感想>>
正直に言いますとWINDPALサックスはアジア製造品なんですが、
その中でも非常に高い技術で製造されているのは確かです。
安い楽器は触っただけで「違和感」があるのですがWINDPALはそれがない。
キイアクション、キイのタッチ感なども思いのほかスムーズでスケールを吹いても
「うわ~ここ指回ししにくいな~」なんてのがほぼありません。
国内ブランドも低価格帯は値上がりし続けておりますので
同価格帯で人とは違うものをチョイスしたい方には
ぜひお手に取ってみて頂きたい楽器です。
アルトだとアンティーク仕上げ、テナーはサテン仕上げが
【らしいサウンド】です、ぜひお試しくださいね!!

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