俺(おいら)のMartin探訪記?あれからーみなさーん、覚えていますか?
去年2019年6月にMartin Factoryツアーに参加しましたー!
その時の詳細を振り返りましょう!その① その② その③ 最終回現在のMartin Custom Shopのオーダー盛況ぶりからすると、納品まではツアー後1年から2年待ちがザラなので気長にまっていたところ、、、
ドン!と突然納品されましたー!
正直激早!!!
他モデルは引き続き納期未定の中、考えられるのは、
非常にシンプルなオーダーだったからではないかと。
“Hey!初めて来た日本人がせっかくのカスタムショップで何やらフツーのギター作ってくれとさ、すぐやっちゃおーZe!”と言われたか言われないかは知れず、、、こちら、
Custom Shop製 D-28 なんですが、テーマは
『どノーマルなD-28をCustom Shopに製作依頼したらレギュラーモデルと変わるのか?』という内容。
もし変わらなかったら、それこそCustom Shopの存在意義を根底から覆しかねない両刃のチョイス!
シンプルで単純ながらなかなか踏み込めない企画、当店の身銭を切って実験に挑みました。

Martinのカスタムオーダーは最低2か所をレギュラーモデルから変更する必要があります。
その部分が音に影響してはいけない、どこにするか?一時はケースを敢えてダウングレードする事で変更点1つとする事も検討したくらいです。
最終的には一世代前のルックスに近くブラックピックガードに、ブリッジピン/エンドピンを黒ドット/ホワイトに変更し2点としました。
ブリッジピン/エンドピンに至っては直ぐに交換可能ですし、本気になればピックガードも貼り直しが効きます。
よくあるTop材をプレミアムグレードや45と同グレードに、、、とかも
“あえて”やっていません!
構想から早や4~5年。
オーダー候補にいつもノミネートするも毎度
落選、正規代理店担当者様からも
「せっかくオーダーするのに、それどうでしょうかねぇ」とMartin社にどうやら頼みにくそう、、、
それを自らが現地派遣スタッフに任命されて、ようやく強硬突破しました!
唯一材の選定は現地で行いました。
しかしこれもグレードを選定するのではなく、あくまで
ノーマルD-28と同グレード材から好きなの選んでいいよ!というシステム
覚えてますか?この木目
↓
ほら、現地レポ内で画像紹介しているコレです!
↓
ち、違う、間違えた、
いや、あまりに美味かったものでモノで、、、おぉアメリカ!気、気を取り直して、、、
コレ!
センターのヤツです。
間違いなくこの木目ですね。
ひねくれ者の担当者、ブラックの塗り潰し物に柾目ローズをチョイスし、今回のナチュラルグロス物にこの独特のうねったエキゾチック系を選んだのでした。
しかーし、
メッチャいいじゃないですか!コレ!メッチャ自画自賛!結果論ですが、今の淡いエイジングトナーTopにブラックピックガードを施すと、めっちゃジャーマンっぽく見えないですか?かなりイイ感じ!
内部ブレーシングは最新のフォワードシフテッド・ノンスキャロップドX、ネックもModified Low Ovalと、全く変えていません!
何も変えない、何も変わらないこれは一般的には今の時代についてこれない時にそう揶揄される言葉である事が多いですが、今回は違います。
そして変わったのは
Custom Shop製である事極限まで、ただただ、この一点のみに集約しました。
で、結局出来上がってどーなのよ?!ってところですよね?www
こればかりは現物を弾いて頂くしかありません。
あるいは私を信じて頂けるのならwww
ぜひとも
“なんの変哲もないD-28”のカスタムショップ製。
今後も継続オーダーしたい素晴らしいギターが誕生しました。
C.F.Martin / Custom Shop D-28 Normal Spec 《S/N:2338902》
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