YAMAHA MODX7ございます!!
2019-06-27 デジタルフロアからこんにちは(・◡・)アナログシンセ布教マンです。アナログシンセではないですがMODXは良いぞ…今ライブにシンセを1台だけ持って来いと言われたらマジでMODX買うと思うアナログシンセ布教マンです。(・◡・)
エンジン新しいだけあって音もいいし、デザインとか音色選ぶときのレスポンスもよく、まさにライブ用(・◡・)

店頭でご用意しているのはあえて61鍵のMODX6ではなく76鍵のMODX7。
だって横幅1,144mmでほぼ61鍵並みなのに、これだけ鍵盤使えたら最高ではないですか!
というよくばりセレクトです。
上に載っているMOXF6と比べても、MOXF6が1,030mmなので、10cmくらいしか違わないんです。
それはホイールが鍵盤の上に引っ越ししたからとかの理由なんですが、ホイールの位置がここでも案外邪魔にならないとヤマハさんが言ってました。(突然の受け売り)ワイトもそう思います。が、ここは人による気もするのでぜひ店頭で触ってみてください。(・◡・)

MODXにはLIVE SETというお気に入り音色を呼び出すモードがあるんですが、この4×4のマスの好きなところに内蔵の音色から好きなものを登録して、タッチで呼び出す簡単操作です。音色を視覚的に配置できて、バーの色も変えられたりするので、間違いも少なくなる、はず。
もちろん16個しか登録できないということではなくて、どんどん次のページも使っていけます。
以上が基本の使い方です。簡単でしょ?(・◡・)
ところで、アナログシンセ布教マンはアナログシンセの何が好きかって、プログラマブルで自由度高くエディットできるところです。
MODXは、もちろん良い音たくさん入っているのでプリセット選んで使うだけでも全然良いのですが、音作りの自由度もまたビビるほどヤバいです。
MONTAGEとエンジン一緒なので知ってる人は知っている…
※MODXはアナログシンセではないです
とりあえずルーティングはMINIBRUTE2より強いくらい。(なぜか比較対象に挙げられるMINIBRUTE2)
各コントローラからの入力はもちろん、エンベロープ、モーションシーケンサー、ベロシティまでもソースに音をいじくれて、エフェクターにも適用できたりします。
あと、この写真を見てください…

LFOの波形がエディットできます…
やべえ…
そして、エディットボタンを押すと下のような画面に入れるのですが、

やべえ…
この辺りの設定を駆使すると、スプリットみたいに押した鍵盤によって鳴らす音を切り替えたり、弾いたときのベロシティによって音を切り替えたり、任意の音だけを遅れて鳴らすようにしたり、むしろ鍵盤を離したときに音が鳴るようにしたり無限の宇宙です。
ちなみに、自分で録音した音をUSBメモリに保存してきて、それを読み込んで使うこともできます。

これはプリセットのピアノ音色の写真です。ざっくり3つの音で構成されているのですが、
左から3番目の音…!これ、現実のピアノにおいて、鍵盤から手を離したときにダンパーが戻る音なんです…!ヤマハさんに教えてもらったとき震えました。クレイジー…!こんなとこまでバラして使えるなんて…!
そして、先に説明した「鍵盤を離したときに音が鳴る」設定を使って、最後にこのモッって音を鳴らしてるわけですね…!
もちろん他の音に差し替えることもできるので、ピアノが鳴っていたと思ったら突如爆発音になるなど意味不明な音も作れます。(我ながら意味不明でした)

もうひとつプリセットの話をすると、これは私がMONTAGEの話をするときよくネタにするアコピがスーパーノブによってだんだんエレピになる音色です。
これを実装するには…!おそらく…!
本体ディスプレイの左に4つ、自由に使える「アサインノブ」があるのですが、
一つの音色の中で読み込んだアコピおよびエレピのエディット画面で「ボリューム」を「アサインノブ」にアサインし、さらに

スーパーノブの設定画面でそれぞれのアサインノブを「ゼロ→最大」「最大→ゼロ」に変化するよう設定してあげればいい感じです!
…個人的におもしろいところを紹介してみましたがいかがでしょうか…!
ライブをしたい人にはもちろん、設定いじくりまわすのが好きな人にも超おすすめ…超たのしい…!
ここまでですでにおなか一杯な気がしますが、

FMでの音作りもバッチリできます。
8オペレータで88パターンのアルゴリズムが使えます。
参考までにDX7は6オペレータ・32アルゴリズムです!←
ちなみに…!SY22のときに使った「水(効果音)」みたいな音をMODXでも発見しまして、Under Water Worldsというプリセットで使われているFX Natureなる音です…!リバーブとか効かせたらすごくよさそう…
ぜひ!!(・◡・)