ご機嫌なマーティン12弦ギターが入荷いたしました！【Vintage】
2019-02-18
Harvest Guitars店長の白井です。明日はお休みをいただいて某所でライブです。1970年代のウエスト・コースト・ロックのトリビュート・イベントです。イーグルス、ジャクソン・ブラウン、ニール・ヤング、リンダ・ロンシュタットなどのナンバーを演奏してきます。
ちなみに、イベント会場となるライブ・ハウスのオーナーも音楽の原点は吉田拓郎。現役サーファーであり、70年代のライフスタイルを実践するその方も、かつて日本のフォークから入って西海岸サウンドに向かったのでした。そういった道のりを歩む音楽ファンは多いと感じております。
さて、そんな1970年代の西海岸ロック大好きの私が自信を持ってお勧めできるアイテムがまたまた入荷いたしました。
1977年製のマーティンD-12-28です。イーグルス、CSNY、アメリカなどのアコースティック・ナンバーを演奏するには欠かせないマーティンの12弦ギターですが、このモデルは言わずと知れた名器D-28をベースとした物です。スケールを短くしてあるところがミソです。イーグルスのグレン・フライがD-12-18とともにこのモデルを良く使用していました。イーグルスのメンバーはマーティンにデ・アルモンドのサウンド・ホール・ピックアップを付けていたのが印象的でした。
サウンドはまさに「あの音」です。きらびやかで芳醇な響きに癒され、またある種の興奮をも覚えます。弦の本数が通常のギターの倍ある12弦ギターの場合、演奏性が気になるところですが、この個体は抜群と言えます。ピッチも比較的安定しており、ストレスを感じさせません。いつまでも弾いていたくなるギターです。このギターを手にしたとき、思わず演奏しながら「ピースフル・イージー・フィーリング」を口ずさんでしまいました。
「12弦ギターは欲しいけれどあまりお金はかけたくない」と思われる方は少なくないでしょう。実はかつての私もそうでした。しかしながら良い12弦ギターを手にしたときに世界観が変わりました。そして、初めてギターを手にしたときのようなワクワク感が蘇ったのです。色々な曲を12弦ギターで奏でました。新境地が開けました。是非皆様にも一度お手に取っていただきたい一本です。
●Martin D-12-28 1977年製(25-335969702) 税込販売価格￥345,600
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12弦ギターについてはこちらやこちらも参照くださいませ。
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Posted by Eiichiro Shirai/白井英一郎プロフィール：
1960年生まれ。吉田拓郎を聞いてフォーク・ギターを始める。その後イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなどのアメリカン・ロックに傾倒。エレキ・ギターも弾くようになる。ギター、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、三線を弾くマルチ・プレイヤーとして演奏活動をする現役ミュージシャンであり、音楽誌や楽器専門誌のライターの肩書きも持つ。1970年代のファッションを好み、音楽のあるスローライフを実践するロハス・ピープル。入門者からベテランまで、お客様の音楽スタイルはもちろん、ライフスタイルに合った商品を提案する楽器のコンシェルジュ。
