Taylor/Custom GC ce Maple
2019-01-31 いつもイシバシ楽器名古屋栄店をご利用頂き誠にありがとうございます！！名古屋栄店アコースティックギター担当の白井です！
アコースティックフロアから、今週のオススメの逸品はこちら！！
Taylor / Custom 2012 GCce Maple
販売価格 259,200円(税込)
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今年のNAMMショーも盛り上がりを見せ、今から「アレ、早く欲しいなー」「遂に来たか！」なんて話題で盛り上がっているかもしれません。
今回の御紹介は7年前のNAMMショーでのモデルです。
まずなにより目を惹くのはSide&Backのフレイムメイプル。
…
あまりの美しさに見惚れてしまいました。
通常、メイプルを使用するのは600シリーズになります。…いやらしい話をすると、600シリーズは数字的に上っぽく見える700より高いんですよね。それこそ800シリーズと同程度なので、店頭価格的には約50万円前後になります。お高いギターなんですよ、ホントは。
メイプルの特性はズバリ「フラット」
どこかかしこに特性を持ち、得意な音域や分野がある木材がほとんどな中、フラットなんです。
そして、Side&Back材としては硬く、レスポンスが非常に速いのがメイプルの特性です。
これによってメイプルのギターが持つ特性はどうなるでしょうか？
「プレイヤーの音を忠実に再現する」
これがメイプルのギターの特性といえます。
GibsonのSJ-200のような、ボディの大きなギターだと繊細なプレイよりもアタックの強さと音量感を強調したストロークプレイが主になるかと思いますが、こちらはTaylor通常モデルの中で最小のグランド・コンサート。
「ボディが小さい＝フィンガーや静かなプレイで音量が出る、本領を発揮できる」ということを考えると、「プレイヤーの力量がモロに出る」ギターであると言えるでしょう。おお怖い。
しかしながらこれを使いこなせれば指先次第でどんな音でも出せる、と考えると挑戦するだけの価値はあるでしょう。なによりカッコイイし。
ちなみにルックスの面で言えば、通常の612ceよりもカスタムモデルらしい点があります。
それはバインディングとネックヒールに用いられたハワイアンコア。Taylorのカスタムモデルとしては定番の装飾なのですが…定番でもカッコイイものはカッコイイです！
(改めてネックの写真見るとこっちの杢目もスゴイなぁ…)
高級感溢れるフレイムメイプルに上品なコアの装飾を組み合わせたらもう…芸術品ですよ、芸術品。フィギュアド・コアをサイド&バックに使ったKoaシリーズとはまた違った美しさがあります。
そんな唯一無二のギター、いかがでしょうか？
（私、しょっちゅう”唯一無二”って言ってる気がしますが、みんな別ベクトルで”唯一無二”なんですヨ）
ちなみに今年のNAMMショーでTaylorからは新しいドレッドノートが発表になっていますね。私は317eが欲しいです(笑)
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