潜入!!!!ボス / ローランド都田工場!!!! | イシバシ楽器スタッフブログ

大人気、技WAZA CRAFTシリーズはどのように生産されるのか??

2018-12-19 いつもご利用頂き誠にありがとうございます。
イシバシ楽器名古屋栄店・エフェクター担当河合です!!!!

いきなりですがみなさんは『 BOSS 』のエフェクターって使ったことありますか??
その品質の高さやハイクオリティなサウンドと扱いやすさはプロ・アマ問わず世界中で愛用者の多いエフェクターブランドで、ギタリスト、ベーシストなら
一度は使ったことがあるのでは無いでしょうか。

最近では、MADE IN JAPANで細部までこだわってアナログ回路で製作される
技WAZA CRAFTシリーズから『 MT-2W(Metal Zone) / DC-2W(Dimension C) 』や
発表後から長らく予約注文となっていたワイヤレスシステム『 WL-20/WL-20L/WL-50 』等、
新たに発表された機種たちは必ずと言っていいほど話題になっていますね。

今回は、そんな日本が誇るエフェクターブランド『 BOSS 』の技WAZA CRAFTシリーズを
生産する『ローランド / ボス都田工場』とローランド / ボスが世に送り出してきた
名器たちが数多く展示されている『ローランド浜松研究所』にお邪魔してきちゃいました!!!!

という訳で今回はせっかくなのでそんなハイクオリティな『 BOSS 』のエフェクタ
ーがどのように作られているのか、みなさんにもお伝えできればと思います!!!!

場所は静岡県浜松市、こちらが今回お邪魔した

『ローランド / ボス都田工場』!!!!

工場内はキレイに整頓され、一目でどこに何があるのかわかるようなっていました。

そして早速、生産現場を拝見。
エフェクターの組み込みはセル生産方式で行われていました。
写真のセルではTU-3W(Chromatic Tuner)のネジ締め・箱詰め・梱包が行われています。

写真では見えづらいと思いますが、奥のモニターに作業行程ごとの指示や作業するにあたっての注意事項、組み込みに関する内容はもちろん梱包などに
関する内容もしっかり表示されていました。
一つの工程ごとにそれぞれページがあり、作業を完了させることで次の工程へとページが移ります。

上の写真、作業している方の前にある青い箱には組み込みで使用されるネジ等が
種類ごとに入れられていて先述の通り、どの箱のネジをいくつ、どこに使うのかが
モニターに表示され、その指示に従って、電動ドライバーでネジを締めていきます。

この青い箱には、ネジの取り間違い防止の為のセンサーが取り付けられています。
電動ドライバーについては、モニターに表示されるカウンターと連動していて、
万が一ネジの空回り等、何かしらの不具合がある場合は圧力等を検知してモニター内の
カウンターが減らず、次の工程に進まないようになっていました。

一つのセル自体は３?４畳程度の広さだったのですが、このセルの中だけでも
一つ一つの工程がとても丁寧に行われていました。

ちなみにお隣ではつい最近、世間の話題をかっさらっていた
MT-２W(Metal Zone)の組込み、梱包も行なわれていたり

こちらのセルではRolandの電子ドラムも作られています。
他にも電子ピアノも同じ工場内で、セル生産方式で組込みが行われていました。

今回は、アナログ回路、MADE IN JAPANにこだわって作られる『技WAZACRAFTシリーズ』の
生産工程を拝見させて頂きましたが、台湾にて製造されるレギュラー製品や
技WAZA CRAFTシリーズと並んで人気となっているXシリーズの生産工程でも都田工場と
同じ工程で生産されているそうです。

文にして書くと伝わりづらい部分もあるかと思いますが
どのようにしてBOSSエフェクターの高い品質が保たれているのか
伝わりましたでしょうか??

さて、本当はこの後、都田品質試験場と浜松研究所も
見学させて頂けたのでそちらもご紹介しようと思っていたのですが
少々、長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います!!!!

これを読んでいただいてBOSSの製品に興味が湧いた方は
是非、一度、手に取ってそのサウンド、品質を体感して
もらえればと思います。
ご来店心よりお待ちしております。

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