Wood & Finish !
2018-08-24 皆様、こんにちは!イシバシ楽器御茶ノ水本店Harvest Guitars副店長兼Gibson担当の納富です。皆様お盆休みは如何お過ごしでしたでしょうかー?
お盆休みHarvest Guitarsには本当に多くのお客様にお越しいただき、中にはご遠方からいらっしゃったかたも多く、とても賑わっておりましたー!
ご購入いただいたお客様、ご来店いただいたお客様、誠にありがとうございます!

私はというと、そもそも我々にはお盆休みがないのですが(汗)、お盆期間中の公休中に浅草へ鰻(うなぎ)を食べに行きました!それはもう本当に美味しくて、満足満足(笑)
しかーし!
鰻を食している最中、小骨が喉にぶち刺さり・・・喉がチクチク・・・
ただでさえ、クーラーで喉を痛めていたのに、小骨まで刺さるとは・・・
”泣きっ面に蜂”というのはこういうことですね(汗)
ご飯丸飲みも駄目、水がぶ飲みも駄目、・・・ということでピンセットで抜いてやったぜーー!ワイルドだろー!?(笑)
店長ーーー!ピンセットはちょっと怖いので、今度魚の骨の抜き方、トリヴィア的なのを教えてくださーーい!(笑)
ということで、そろそろ店長に怒られそうなので(汗)ギターの話に移りたいと思います(笑)
前回はGibson J-45 Standardの主にパーツ面に関して書きました。
前回のブログはこちらから!
今回は木材や塗装面について書いていきたいと思います。
Topはシトカ・スプルース、Side/Backはマホガニーで、オール単板スペックです。



そして、Neckはマホガニー1ピース、指板とブリッジはローズウッドです。



マホガニーNeckのヘッド部には左右につき板(マホガニー)いわゆる”耳”といわれる部分、を施しています。

この画像だとよく分からないかもしれませんが、ヘッド裏右上あたりでちょっと線が入っているのがご覧いただけると思います。
そして、ギター表面の塗装はつるつる・ピカピカ・テカテカのグロスフィニッシュです♪いわゆる”鏡面仕上げ”というものですね♪
スマホで写真を撮ってみると・・・

このように私が映り込むわけです(笑)
画像を撮るときは結構大変だったりします(汗)
このグロスフィニッシュは指板表面、ブリッジ以外はすべてこのフィニッシュになっています。
そもそもギブソンでは、塗装は、NeckとBodyを組み込んだ後、目止めをし、カラー塗装をし、クリア塗装をしていきます。
ギブソンでは”ニトロセルロース・ラッカー”を使用しています。
ラッカーは硬化速度が遅く、じわじわと浸み込んでいく特性があります。
ギブソンでは最初に3層吹いて、4日置いてからのさらに4層吹き、合計7層吹いていることになります。
ちなみに、現行のギブソンアコースティックの塗装は大きく分けて3種類あります。
こちらが、J-45 Standardなど多くのモデルに採用されているグロスフィニッシュ。

次に、Vintageの風合いを意識したVOS(Vintage Original Spec)フィニッシュ。
無数のヘアラインが確認できます♪

そして、Thin Finish(+VOS)です。
このフィニッシュは通常のグロスの約半分ほどの厚さとなっており、木の杢や導管が浮き上がって見えます。

私がスマホで撮っているところの映り込み具合でも違いは一目瞭然ですね♪
是非Harvest Guitars店頭で実際にギターを手にとってお試しください♪
皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。
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納富 悦郎 -プロフィール-
1981年生まれ。御茶ノ水本店Harvest Guitars副店長兼弊社Gibsonアコースティック担当。中学時代よりギターを始め、10代の頃はバンド、20代の頃はDTMでの作曲活動(CS放送のとある番組のエンディング曲も担当)、30代に入ってからは原点回帰でギターを楽しむ。
イシバシ楽器に入社してからはデジタル、スクール、ドラム、ギター、買取などを担当し、WEB SHOP在籍時より本格的にアコースティックギター担当となる。
Gibson/Martin/Taylor/Cole Clark/YAMAHAなどの主要ブランドのファクトリーツアーや現地買い付け、オーダーなどを経験。
フェイバリットミュージックは’90年代のビーイング系、アメリカンロック、ロックフュージョンなど。フェイバリットギタリストはRichie Kotzen。
Harvest Guitarsではセレクトショップとして主に高額ギターを扱っていますが、アコースティックギターは生楽器、「高額=難しい」では決してありません。是非お気軽にご来店ください。