これはご愛嬌?遊び心?のある、憎めないギブソン アコースティック!
2018-08-12 皆様、こんにちは!イシバシ楽器御茶ノ水本店Harvest Guitars副店長の納富です。お盆休み、皆さんは如何お過ごしですか♪
Harvest Guitarsには連日多くのお客様にご来店いただき賑わっていますよー♪
あ、先日当店店長の白井から・・・
「ブログで私に呼びかけるのやめて(苦笑)!、直接言ってよ!(苦笑)」
と言われ、困惑しております(嘘)
店長ーーー!ブログでセッションしましょーーー!(笑)
さて、第3回目となる「シンガーソングライターに愛されるGibson アコースティック!」シリーズですが、そろそろギターのお話をしなくては・・・と思いまして、(店長からの無言の圧力というか・・・笑)
やっぱり最初はこれかな!と思ったのが「J-45 Standard」です。

1942年に産声を上げたJ-45は時代時代によって様々な仕様変更などもあり、1982年まで生産が続きました。
1984年からは再生産として出回りましたが、1999年に「J-45」というネーミングでラインナップし、2007年には「J-45 Modern Classic」というネーミングになり、今の「J-45 Standard」というネーミングは2009年から現在も続いています。
2018モデルからは、限定で左利き用もラインナップするようになりました!
J-45の基本スペックはラウンドショルダー、スプルースTop、マホガニーSide/Back、マホガニーNeck、ローズウッド指板/ブリッジ、24-3/4″ギブソンスケールで、J-45 Standardにもこれらが採用されています。
Bodyのバインディングは、Topが白/黒/白の3Plyで、Backが白の1Plyです。


※ちなみにSouthern Jumboは、J-45よりもTop/Back共にバインディングの枚数が増え、BackもMilti-Plyになっています。
ロゼッタ(サウンドホールリング)は、白/黒/白の3Plyのシングルリングになっており、これは1945-1963年ごろの仕様と同じになっています。

また、2018モデルのピックガードはべっこう柄ティアドロップ型でやや厚みのあるものになっています。エッジの部分が滑らかな曲面になっているのも良いですね♪

と、思ったら左利き用モデルのピックガードがちょっとエッジが角ばっています!

ブリッジはアッパーベリーで、サドルはTUSQを使用しています。サドルはオクターブ(音程)に強いオフセット型。

と、思ったら左利き用モデルではストレート・ボーンサドルになっている・・・

ちなみに、以前渋谷店に在籍していた頃、2018モデルのJ-45 Standard(レギュラーの右利き用)に、TUSQではなく上記の左利き用のようにストレート・ボーンサドルがついていた個体を見たこともあります(笑)
ブリッジピンもTUSQなのですが・・・当店にある別個体にはプラスチックが刺さっている・・・

分かりづらいかもしれませんが、並べてみると・・・
※左がTUSQで、右がプラスチックです。


※ちなみに画像の背景がなぜMartinなのかは突っ込まないでください(笑)
2018モデルからは、Neckヒール部1弦側にストラップピンが打たれるようになりました!

2017以前のモデルではよくお客様から「ストラップピンを打って欲しいんですが・・・」と言われていましたが、ようやく!ようやく!ようやく!ギブソンも気づいたのか!?2018モデルからはお客様のご要望も取り入れたということでしょうかー♪
そして、ナットは牛骨ではなく、こちらもTUSQ!しかもブラックです!

ペグはGrover製ロトマチックを使用しており、チューニングのスムースさ、安定性は折り紙つきです!ちなみにクルーソンタイプのペグより重さもあるので、その分低音も太くなります!


そしてそして!J-45 Standardにはちゃんとピックアップも載っています!L.R.Bag gs Element VTCです!もう定評ある定番のピエゾピックアップですね♪
アンダーサドル型、つまりサドルの下にピエゾを仕込み・・・

Body内のNeckブロック部にマジックテープで9V電池のBOXを貼り付け・・・

サウンドホールエッジ部にはVolumeとToneのコントローラーを取り付け・・・

Bodyのお知りにはOUTJACKが取り付けられています!

ここまでずらーっと主に外観部分(パーツ)の特徴的なところをご紹介いたしました。
長くなったので(笑)今回はここまでにして、続編を楽しみにお待ちください♪
当店にはレギュラーモデルのJ-45 Standardを複数本店頭展示しております!
見た目やサウンド、パーツなどの個体差を比べる絶好の機会になっております♪
是非イシバシ楽器Harvest Guitarsへお越しくださいませ♪
Gibson J-45 Standard 2018 (右利き用)の在庫はこちらから!
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Gibson J-45 Standard 2018 (左利き用)の在庫はこちらから!
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現在、御茶ノ水本店Harvest Guitarsでは、新品Gibsonアコースティックギターをお買い上げの方に、素敵なプレゼントを差し上げております!


納富 悦郎 -プロフィール-
1981年生まれ。御茶ノ水本店Harvest Guitars副店長兼弊社Gibsonアコースティック担当。中学時代よりギターを始め、10代の頃はバンド、20代の頃はDTMでの作曲活動(CS放送のとある番組のエンディング曲も担当)、30代に入ってからは原点回帰でギターを楽しむ。
イシバシ楽器に入社してからはデジタル、スクール、ドラム、ギター、買取などを担当し、WEB SHOP在籍時より本格的にアコースティックギター担当となる。
Gibson/Martin/Taylor/Cole Clark/YAMAHAなどの主要ブランドのファクトリーツアーや現地買い付け、オーダーなどを経験。
フェイバリットミュージックは’90年代のビーイング系、アメリカンロック、ロックフュージョンなど。フェイバリットギタリストはRichie Kotzen。
Harvest Guitarsではセレクトショップとして主に高額ギターを扱っていますが、アコースティックギターは生楽器、「高額=難しい」では決してありません。是非お気軽にご来店ください。