管楽器教則本
2018-08-21こんにちは、書籍担当です(・ω・)ノ
今回は、タイトルからもお分かりの通り
フルート・サックス・クラリネットの運指に特化した
担当イチオシの書籍をご紹介します!
ドレミ楽譜出版社
図解でわかる フルートの正しい指使い

日本フルート協会会報で、1996年から2006年に渡り連載されていた
「フルートの指使いを考える」が新たに再編成されたのがこちら。
トーンホールやEメカといった楽器の構造や、音響学など
様々な観点からフルートの運指について解説されており、
非常に読み応えのあるコンテンツばかりです。
(担当もついつい仕事を忘れて、読み入ってしまいそうでした・・)
p(ピアノ)やf(フォルテ)といった、音量ごとに使い分ける指使いまで記されており
是非実際にフルートを手に取りながら、読み進めていただきたい1冊です(・ω・)ノ
Hal Leonard
SAXOPHONE HIGH TONES
サクソフォン奏者のための高音奏法(第2版)

名古屋栄店のサックス担当もオススメする教則本の1つ!
サクソフォン界の巨匠 ユージン・ルソー氏が著者であるこちらは
その名の通り、ハイトーン すなわちフラジオ音域に特化した教則本です。
指使いだけではなく、アンブシュア・オーバートーンの基礎的な解説や練習法、
さらにはキィパーツの改造まで、高音域を演奏するための要点が
幅広く綴られています。価格は少しお高めな6,400円(税抜)ですが
ワンランク上のサックス奏者を目指す方には必需品ともいえる1冊です(・ω・)b
ドレミ楽譜出版社
クラリネット運指本

著者は日本クラリネット界を牽引する 角田 晃氏と松本 健司氏に加え
クランポンの製品テスターを務め、最高峰モデル TOSCAの開発にも携わった
巨匠ミシェル・アリニョン氏と、
クラリネットの教則本でおなじみ「Scales of Clarinet」の著者
ロルフ・アイヒラー氏の推薦書付きという最強の運指本です・・!
各運指ごとに、シンプルなフレーズが記されており
普段の練習に取り入れやすい内容です。
運指表・練習における注意点など、全体的にかなり見やすく記されているので
学生さんの練習にももってこい、な1冊!
今回ご紹介した教則本は、中上級者向けのものもありますが
運指に特化した書籍は、他にはあまりないので
気になる方は是非、管楽器フロアの書籍コーナーで
チェックしてみてくださいね!(・ω・)ノ