HELIX勝手に解説!!「Teemah!編」

トランスペアレントの代表、Timmy!!

2018-04-16 皆さんこんにちは。

イシバシ楽器御茶ノ水本店エフェクターフロアの
アンビエント中嶋です。

HELIXファミリーまたHX EFFECTSに搭載されています。
各エフェクトのモデルを一つ一つ掘り下げていこうと思います。

今回ご紹介するのはDistorsionモデルからTeemah!です。

Teemah!【PAUL COCHRANE / Timmy Overdrive】をベースとしております

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こちらのモデルは元祖トランスペアレント系オーバードライブといっても過言ではないでしょう。

世の中にあるオーバードライブのほとんどが、ミッドによっているものだったり、歪ませると高域や低域がスポイルされてしまうものでした。

そんな中に登場したのがこのペダル。
ギターの音域を狭めることなくナチュラルにドライブさせてくれるものとなっております。

ちなみにトランスペアレント系とは、味付けの少ない透明感のあるオーバードライブのことを指します。

カット方向のパッシブEQ!?
こちらのモデルのEQは少し変わっています。

トレブル、ベースが共に時計回りに回せば回すほどカットされていくものとなっております。

なので基本の音からブーストさせようと思いつまみを上げすぎるとどんどんカットされていきます。

そしてHELIXを立ち上げた瞬間どちらのつまみもなぜかセンターポディションになっております。

音を作るときはまずつまみを最小にしてから始めましょう。


クリッピングの切替スイッチ!?

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こちらはクリッピングの対称非対称を切り替えるものコンプレッションのかかり具合の切り替えとなります。

非対称にすると少し角が立つような感覚で対称にすると丸いイメージで考えていただいて大丈夫だと思います。


そんなティミーですがここからはHELIX側のパラメーターの説明をしていこうと思います。

・Gain
歪具合を調整します。

・BasCut
ベースカットです。時計回りにまわしていくと低域がカットします。

・TrebCut
トレブルカットです。時計回りにまわしていくと高域がカットします。

・Cliping
クリッピングの種類を変えます。
UP ポディションで非対称になります。
Center コンプレッション弱め対称クリッピングです。
Down コンプレッション強め対称クリッピングです。

・Level
音量の調整です
このようなパラメーターとなっております。

クリッピングを決めるに関しまして、はじめにゲインを上げてからEQを全て0にしてからクリッピングを変えると、わかりやすくなると思います。

歪ませた際に少し低音やら高音やら膨れ上がると思いますのでそこでカットEQをうまく使い原音を維持したまま使えるとこいつの本領が発揮されるかと思います。

デジタル臭さが少ないものとはなっておりますがやはり少しモダンに仕上がる傾向にあるのでインプット付近でこいつをつなぎ、トレブルを少しカットしてやるとアナログと違和感なく弾けるかと思います。

歪みをあげるとローも付いてくるので、ここで少しカットしてやるとカッティングやアルペジオが潰れずに抜けてきてくれるかと思います。

またコンプをかけた後のしつこいローにも使えるかと思いますので是非試してみてください。

今回はここら辺で!
また次回お会いしましょう!?





エフェクターフロアのアンビエント中嶋が

お送りいたしました。

さいなら!

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イシバシ楽器御茶ノ水本店

OCHANOMIZU HONTEN

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