あのケンタウロス!!
2018-04-15 皆さんこんにちは。イシバシ楽器御茶ノ水本店エフェクターフロアの
アンビエント中嶋です。
HELIXファミリーまたHX EFFECTSに搭載されています。
各エフェクトのモデルを一つ一つ掘り下げていこうと思います。
今回ご紹介するのはDistortionモデルからMInotaurです。
Minotaurはかの有名なKlon Centaurをベースに作られています。

そうです、あのケンタウロスです。
ギタリストだったら知ってる人も多いはず。
あの中古のくせにめちゃくちゃ高い奴です。
本物は平気で20万超えるあのオーバードライブです。
まずケンタはどんなエフェクターなのでしょう?
とてもわたくしが語るには恐れ多いエフェクターではありますが、
少しばかり解説を。
ケンタウロスとは何物?
オリジナルのケンタは1994年から2009年の間にKlon社によって開発されたいわゆるブティック系のオーバードライブです。
数多くのプロたちに使用されcharや布袋寅泰、松本孝弘などのボードにも見られました。
オーバードライブではありますが、その音の太さとエンハンス的なイコライジングによりブースターとして使う人が多く、数多くのギタリストが虜になりました。
オーバードライブの中に原音をミックスしているので輪郭が損なわれることなくしっかりとブーストしてくれます。
内部昇圧で18Vまで昇圧されているので、幅広いダイナミックレンジとベッドルームを確保しています。

わたくしも僭越ながら絵無しの金銀、ショートテイルの銀を弾いたことがありますが、なんかこう繋いだ瞬間の迫力が違います。
単にローミッドを持ち上げるブースターとは違い、
音の密度が変わるような感覚で、耳に痛い部分の音の渋滞を無くしてくれその前後の帯域をぐっと持ち上げてくれるような。
ギターってこういう音出さなきゃいけないんだなと思わせられる一台でございます。
まあ紹介はこの辺りにしまして、ここからつまみの解説をしていきましょう。
・Gain
エフェクトのゲインを変化させます。
・Tone
実機にはTREBLEというつまみになっております。
いわゆるエフェクターのトーンとは少し違い、
右に回すとトレブルが強調されます。
左に回し切ってももこもこサウンドになるわけではないのでどこの位置でも使えるサウンドとなっております。
・Level
音量調整です。
エフェクトのゲインを変化させます。
・Tone
実機にはTREBLEというつまみになっております。
いわゆるエフェクターのトーンとは少し違い、
右に回すとトレブルが強調されます。
左に回し切ってももこもこサウンドになるわけではないのでどこの位置でも使えるサウンドとなっております。
・Level
音量調整です。
とこのようなパラメータになっております
オススメの使い方などは、ゲインブースター、ボリュームブースターとしてや、
エンハンサーとしてなどいろいろな場面に欲しくなってしまいます。バッキングでも抜けないフレーズをこのいつを踏むと抜けるようになったりと色々できます。
ただし、ボーカルを殺しかねないのでそこは節度を守ってお使いいただくようお願いします。
ケンタ系の乱用はバンドマンとしましてもすごく耳が疲れます(笑)
今回はここら辺で!
また次回お会いしましょう‼︎
エフェクターフロアのアンビエント中嶋が
お送りいたしました。
さいなら!