「ガジェット」ではない、電子/アコースティック・パーカッション!
2017-05-30 御茶ノ水ドラム館の福間です!梅雨もまだだというのに、もうすっかり天気は夏…
都内の公園でもミュージシャンの方を多く見かけるようになりましたね。
皆さま、野外での演奏時は十分水分を取りながら日差しに気をつけてください!
野外での演奏に限らず、この気温だと機材運びが本当につらいですよね…
天気が良くて野外に演奏に行きたいときでも
最低でもバスドラ、スネア、ハイハット持って…
あと各種スタンドやスローンといったハードウェアも持って…
考えただけで汗だくになりそうです。
ドラマーにとって、なかなか「なんとなくフラっと」できることじゃないです。
なにか、身軽に持ち運べて
なおかつ音のバリエーションが豊富な打楽器はないのでしょうか…
ございます。
ご紹介いたします!
aFrame!!!

こちら、ただのダイアモンド型のフレームドラム…ではございません。
ATV株式会社製の次世代的パーカッション、aFrameでございます!
ATV株式会社は、「MIDIのゴッドファザー」こと梯 郁太郎氏によって
設立された電子楽器などの開発・設計・販売会社です。
aDrumsやaD5といった楽器関係のプロダクトのほかにも、
映像関連のAV機器を取り扱われています。
今回ご紹介するaFrameは2017年初頭に発表された製品です。
コンセプトは『エレクトロオーガニック』―
「電子回路が入ったアコースティック楽器」です。
aFrameの魅力を大きく3つにわけてご紹介します!
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★『(身)軽さ』
aFrameは打面にポリカーボネート、そしてフレームに
なんと竹を使っているので電子パーカッションとは思えない軽さ。
そして”Timbre EQ”が搭載されており、内蔵の液晶ディスプレイと
エンコーダーを使えば本体だけで音の編集ができるのです!
それだけでなく、オーディオ出力をワイヤレス対応機器に接続すると
ケーブルさえ持ち運ぶ必要がなくなります。
本体にストラップをつけて首からかけることもできますので
スタンドをわざわざ持って歩かなくてすみますね。
スタンドって一本でも、ず??っと持って歩いてるとつらいですよね。
電車だと邪魔になるし…ストラップは本当に助かります!
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★『自然的・伝統的』
このaFrameが「オーガニック」―自然的な理由は二点あると考えます。
まずは言葉の通り「自然由来の素材を生かしている」こと。
梯氏はこのaFrameを「ガジェットではなく楽器にしたかった」という理由で
従来の電子パーカッションのように金属をフレームに使うのではなく、
「竹」という選択をされたようです。
他の木材と比べても収縮が少なく、軽くて丈夫。
しかもフレームの接合部分は伝統の技「雇い実(やといざね)」を採用し、
釘・ネジを一切使用していません。
福間は雇い実接ぎなんて、家を建てるテレビ番組でしか見たことないですよ…!
そして他の電子パーカッションとは違い、
年月が経つにつれ、竹のフレームに味が出てくることです。
外気や光、皮脂にさらされて竹はだんだん色が深くなっていきます。
「本当に竹の色って変わるの?」という方!学校や職場、または
ご両親やおじいさん・おばあさんが長年使ってきた竹の定規を見てみて下さい。
きっと焦がしたような渋い色になっているはずです!
この美しいフレームはギターや車のウッドパネルの製造で有名な
「フジゲン株式会社」とのコラボレーションで実現したそうです。
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もうひとつの「オーガニック」な要素は、
紀元前から人類が音を出す為にしていた「叩く」「押す」「擦る」という
行動を基本とした楽器になっている点です。
ざらざらしていてよく撓る(しなる)ポリカーボネートの表面も
私たちドラマー・パーカッショニストが触りなれたヘッドの感触そのものです。
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★『シンプル』
梯氏曰く、この楽器は演奏者ひとりひとりに自由に演奏してほしいとのこと。
ルールに縛られず、直感的に音を楽しめるのが魅力だと思います。
ファクトリー・プリセットだけでも40種類用意されているので、
慣れるまではそのプリセットだけでも十分楽しめますね。
ドラマーにはもちろん、打楽器未経験の方にもお勧めできる製品です!
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この記事で少しでもaFrameに興味をもっていただけたら嬉しいです!
もちろんaFrameは御茶ノ水ドラム館でもご注文承っております。
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音を楽しみたい全ての方におすすめです!