ドラムセットの歴史
2017-05-20 こんにちは御茶ノ水ドラム館です。先程、休憩中にニュース記事で某新聞社が『ドラムブームが起きている』なんて書き出しの記事を見かけましたが…これは嬉しい限りですね。
お越し下さるお客様も、バンドマンの方だけではなく、小さなお子様を連れた家族連れだったり、サラリーマンの方だったり、お仕事を引退された方だったり…様々な層の方にお越し頂いております。
そこでそこで、たまには商品情報ではなくコラム的な記事を書いてみようと思います。
今回のテーマ♪
?そもそもドラムセットっていつどうやってできたの!??
この手の話は諸説ありますが、もともと一つ一つの太鼓個体(ドラム)を大勢で演奏してたのです。
そんな中、アメリカで複数の太鼓を一人で演奏するアイディアが考案されました。
何人かそんな人が現れたそうです。この時点で足を使って演奏する人はいなかったそうです。(1860年代)
それを小太鼓は手で、大太鼓は足で踏み鳴らすという人物が登場します。ディー・ディー・チャンドラーさんです。どうも木製のキックペダルだったそうですが、これ大革命ですね!(1890年代)
更に時代は流れ、ニューオリンズでジャズドラマーのベイビー・ドッズさんが、ハイハットシンバルを生み出します。これはベイビー・ドッズさんの演奏を観た観客が、彼の左足が規則的に動いてるのを見て、彼に「左足を演奏に何かいかせないか?」と話しかけたことがきっかけとなってるようです。これも大革命です!(1920年代)
ここで現在のドラムセットの原型が完成したと言われてます。
さて、そんなドラムセットですが、レイアウトも人それぞれ!
演奏ニーズによって様々なスタイルのレイアウトが生まれました。
いろんなサイズ構成があり、時代やジャンル(一概には言えませんが)でも趣向が異なります。
また、ドラムセットに組み込む物も多種多様。
タンバリンやカウベルは勿論、電子ドラムのパッドなども80年代あたりから登場して今は当たり前となってますね!
打楽器は数多く存在する楽器の中でも、最も原始的で、人類が声の次に演奏に活用した物という説もあります。(きっと石や木で)
そう思うと老若男女問わず、打楽器に惹きつけられることは自然な事というか、きっかけがあれば誰でもそんな瞬間が訪れるのかもしれません。
「4本の手足をバラバラに動かす」って聞くと、未経験の方は躊躇される方も少なくないですが、実際は決まり事ではないので、自由な発想でドラム(セット)を楽しんで頂きたいですね!
叩いて音が出るだけでも、少なからず感動を覚えますよ♪
最後に超激レアなスネアドラムを紹介して、この記事を締めたいと思います。
【中古】Ludwig / Vintage 1912-1913 Brass Snare 14×5 ラディック スネアドラム

販売価格 89,800円 (税込)
LUDWIG創業当初に製作された、初めてのブラススネアです!!
是非、『ドラムの歴史』を手に取ってみてください♪
それでは長文お付き合いありがとうございましたー!