新たにラインナップに加わったUSAカスタム ベルブラス G-4169BBR
2016-01-19 久々の更新になってしまいました（汗2Fスネアフロアの松岡です。
今回ご紹介のアイテムはコレだ！！
GRETSCH G-4169BBR USA Custom G-4000 14×6.5 BELL BRASS
おなじみUSAカスタムシリーズの
「ベルブラス」モデル。
既にゴールドシリーズ（台湾製ハイエンド系）で
S1-6514BB-BRのベルブラススネアがございますが、
今回発売されたこちらの機種は
「USA製」である伝統のUSAカスタムシリーズとして登場！
このスネア、
昨年よりアメリカではすでに販売されており、
今回、日本には初入荷の商品です。
以前からグレッチファンの間で話題になっていたりと、
まさしく「期待の新入り」なのです。
先輩であるベルブラスS1-6514BB-BRと比較すると…
基本シェルスペックは
どちらも3mmソリッドベルブラス
構造を見る限りでは大きな違いは無く、
USAカスタムはセンターにラインが刻まれております。
シェル自体は価格差から推測すると
「同じものを使用している」のであろうと考察出来ます。
また、フープも同一とみられ、
仕様の大きな違いとしてはセパレートタイプのラグと、
USAカスタム「らしさ」ともいえる「ライトニングスローオフ」です。
サウンドキャラクターは
20ラグの影響かややタイトな印象で、程よいサステイン。
ローピッチからハイピッチまで
そつなく安定したチューニングを実現しております。
実に「太い」ダイナミックなサウンドは
「ベルブラス」胴らしい実にパワフルで抜けるサウンドです。
しかし「ライトニングスローオフ」が
いい意味で「甘さ」を出しているのか、
硬さを感じない耳にマイルドなサウンドです。
※とはいっても音は実にデカいですが
また、やや複雑で豊かな倍音も
この組み合わせが生み出す効果かもしれません。
比べて台湾製のS1-6514BB-BRは、
比較的オープンでストレートなサウンドなので、
ロック系でシンプルに使いたいという方には
こちらの機種のほうがオススメかもしれません。
対するG-4169BBRは実にシビアで、
打点で極端に音色が変わったりとセンシテイブな側面が強く、
※ドットつきの標準ヘッドの影響も多分にあるかもしれませんが…
よく言えば表現力が豊か、
悪く言えば気難しいとも感じるかもしれません。
実にプレイヤーの技量が試されるとも言えるモデルです。
それだけマルチにJAZZからROCKまで
カバーできるポテンシャルがあるように感じます。
そんな「リッチ」なサウンドは｢ベルブラス」ならでは。
芯がありローも豊かなので、あらゆる加工もしやすいはず。
音量がありダイナミクスレンジも広いハイパワーモデルなのは間違いないです。
また、他社のベルブラススネアと比しても
価格がお手ごろなのも魅力的（USA製なのに！）
個人的にはこのグレッチ然としたルックスがツボでした。
やっぱりセパレートラグの6.5インチはカッコイイ！
ベルブラスのスネアを検討中の方には、
またひとつの選択肢が増えたかと思います。
今回YOUTUBE動画にもUPしてますので是非是非ご覧ください！
以上、新製品GRETSCH G-4169BBRのご紹介でした。
それでは！