?様々なD-35?
2016-01-10 こんにちは!今日はアコースティックギターフロアからマーチンのD-35についてブログを掲載させていただきます。
現在イシバシ楽器名古屋栄店には新品4種、中古1種、合計5本のD-35を取り揃えております。
こんなに色々な種類のD-35が揃う事はないので音源付きでご紹介させていただきます。
そもそもD-35って・・・
1960年代にブラジル政府が資源保護のために丸太状態でのブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)の輸出を禁止したため、結果的に材料コストが高くなってしまい大量生産に使えなくなってしまったのです。そこで材料節約のためにBACK材の「3ピース」が採用され、「D-35」が誕生しました。
そうです、節約のために誕生したギターが50年の時を経て今尚製作され続けているってロマンを感じてしまいますね。
ちなみにD-28と比較すると、ネックのダイヤモンドボリュートが施されてない点、ネックのバインディングがホワイトカラーという点で3枚貼り以外にも相違点がありますね。
まずはこちら!

「D-35 COMMEMORATIVE」864,000円(税込み)
ん!?3ピースのセンターが・・・そうです!ハカランダです!その他裏板2枚と側板はマダガスカルローズウッドというなんとも豪華なスペック!
ちなみにボディトップ材にも希少材、アディロンダックスプルースを採用してあります!
こちらのモデルは日本限定のリミテッドモデルです!
サウンドレスポンス良しで、張りのあるサウンドかと思われます。
2番目はこちら!

「D-35 CUSTOM」598,000円(税込)
ん!?これも3ピースのセンターが・・・そうです!コアです!
こちらのモデルは当社がオーダーしたカスタムモデルで、トップ材のシトカ・スプルースも美しい木目をした極上品を採用しております!
更にブレーシングもスキャロップ加工されており、ビジュアル、サウンド共に自信の1本となっております!
商品ページはコチラをクリックして下さい。
コア材を採用しているということもあるのかキラッとした煌びやかな音が強調されている気がします。
3番目はこちら!

「D-35E RETRO」398,000円(税込)
ん!?これも3ピースのセンターが・・・といきたいとこですが、こちらのモデルはローズウッド×3です。
トップ材にイングルマンスプルースを採用し、FISHMANのピックアップを搭載したエレアコです!
他のモデルと比べると、落ち着いた、ブルージーなサウンドかと思われます。
そしてこちら!

「D-35」352,350円(税込)
やっと登場、スタンダードなスペックのD-35。
トップ材にシトカスプルース、サイド・バック材にローズウッド×3枚。
商品ページはコチラをクリックして下さい。
これだ!
ローズウッドのサスティーンの伸びる雰囲気がでています。
最後に!

中古「HD-35P」218000円(税込)
なんとこのモデル、製造されたのは1987年?1989年の3年間で、こちらの個体は1988年製となっております。
ご覧の通り、マーチンギターでは珍しいサンバーストカラーにスキャロップ加工されたブレーシング、プロファイリングされた薄めなネックとレアなスペックを持ち合わせております。
「HD」なのでヘリンボーンもまとっていますね。
しっかり弾きこまれたギターなので、やや乾いた音がしますね。
よく響きます!
いかがでしたでしょうか?
最初と2番目にご紹介させていただいた2本は「実はボディバックが」というような、「実は」ってところがカッコイイというか、個人的には好きな所なんです。
この主張しすぎない雰囲気がニクイんですよね。
店頭にご紹介させていただいた5本、もちろん並んでいます!
皆様のご来店お待ちしております!