ブリッジ交換という荒業の末に出るサウンドとは・・・?
2015-12-18 いよいよ、年の瀬、楽器が恋しくなる季節、皆さん買いたくなる季節、買える季節、こっそり買っちゃう季節が到来ですね!では今日の注目!
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はいっ!68年製のJ-45
バリンバリンの貫禄大有りオーラです。
見てのとおりバシッと男前に割れ切っております!潔い!(笑、いや、ホントですよ)
もちろんキチンと調整済みですのでヴィンテージ楽器としても何ら問題ございません。
そして注目はこのブリッジ。
68年製ですので元々はダウンベリーのアジャスタブルブリッジonウッドサドルの筈ですが、当店入荷時には全く違う、相当ラフなブリッジに交換されていましたので、これを更に当店で交換しようという事になりました。
その際、いずれにしても貼り直し痕は見えるので、
どうせだったらカッコいいアッパーベリーに変えちゃおう!
と大胆にもそうしちゃいました!
で完成したのがコレ。
しかもこちら、リペアマンに相談したところ、“オリジナルギブソンのブリッジ あるよ”←H●RO風に・・・って事でスペシャルなコンバージョンとなりました!パチパチ
見た目はどうしても左右目立つのですが、店頭で目にされて試奏なさる方は最初気付きません・・・!
やはりギブソンは全体のカラーリングやピックガードに目がいくのでしょうか?我々がお伝えして“えっ、そうなの?”って感じです。
実際メーカーオリジナルパーツでもあるのでサウンドは60年代後半のまさにソレ!
チューニングしててのトルク感も“う?ん抜けてこないなぁ”と、相変わらずじゃじゃ馬な挑戦的なところが燃えます(笑)
弾いてみます!
ウン、鳴らない(笑×2)というのは程々に、この年代の、はまってしまうと抜けられない、どうしようもない良さに陶酔してしまうんですね?
もちろん、私、その一人です!
色々ウンチクしましたが、
イイ楽器はイイ!
あの手この手で手が入れられていようともカッコイイ!
ということです。
あとの特徴点としては厚手の墨流し風ラージピックガード、極限までくびれたスリムネック、この頃復活したサンバーストカラーが飴色にやけて美しい、といったところでしょうか。
このギターに決める決めないに関わらず、使い込まれた良き60sの参考にしていただきたい一本です。
モチロン、買っていただければ一番嬉しいです!
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