スネアドラムの選び方を簡単にご紹介!その1

スネアドラムの選び方を簡単にご紹介!サイズによってどう変わるの?

2015-02-06 75310 B


スネアドラムの選び方を簡単にご紹介!
今回ご説明するのは、サイズでどう変わるのか?というポイントについて。


◆スネアドラムのサイズ

口径(直径)と深さ(高さ)が変わると、音も結構変わってきます。
口径は主に音程を、深さはレスポンスと音の太さを左右します。

・口径

タムと同じで、口径が大きくなれば音が低く、小さくなれば音が高くなります。
チューニングである程度調整は出来ますが、極端なチューニングをしてしまうと
スネアが本来持つ特性が損なわれてしまいます。

一般的なスネアドラムは14インチ。
口径が小さくなると音量も伴って小さくなってしまう為、初めて購入する場合は14インチがお勧めです。
10インチ、12インチ等の小口径スネアドラムは、しばしば14インチと併用する形で使われます。


・深さ

深くなればなるほどパワフルでドッシリしたサウンドに。
浅くなればなるほど軽快で立ち上がりの早いキャラクターに。

大体5?5.5インチ程度が一般的です。
6インチを超えると「深胴」と呼ばれ、重厚なサウンドを出したい場合に好んで使われます。

4インチを下回ると「浅胴」とか「ピッコロ」と言われるようになり、歯切れが良く軽快なサウンドや甲高い音を出す場合によく用いられます。
ただ、浅胴は音量感に乏しく若干特殊性が高い部類に入る為、初めて購入する場合は5?6.5インチ程度がお勧めです。