【第一回】ロックンロールギターズ
2015-05-29 何がロックなのか、どれがロックギターなのか

そんなことをふと思う、今日この頃・・・
第一回は、Gibson Les Paul Customについて
Les Paul Customは、1954年にレスポール氏の最上位シグネイチュアモデルとして発表され
ました。
最大の特徴でもある、オールマホガニーボディ、スプリットダイアモンドインレイ、
7層にも及ぶバインディング、エボニーフィニッシュのカラーリングに、
ゴールドパーツが高級感を漂わせており、
これぞ、ブラックビューティー!!ロック!!
1954年製のLes Paul Customには、四角柱状が特徴のアルニコVP.Uが搭載されており、
これが、なかなかのロック!!
1957年P.Uは、ハムバッカーに載せかえられ、3P.Uの仕様に変更され、
皆さんが知る形となりました。
今では、国内、国外問わず 色々なミュージシャンに使用されているLes Paul Customも、
発売当初は、ぜんぜん売れず1961年頃には生産終了、
SGモデルへ変更されていきます。
そして、数多くのユーザーの復活の声により、
後に再生産が始まったのは1968年になります。
69年初頭まではロングテノン採用!!コレもロック!!
メイプルトップ、マホガニーバックの仕様が特徴的でレスポンスが良く、
有名な方々も使用しております。
1971年から、チェリーサンバースト
1974年から、ホワイト(ランディーローズ)ロック!!
この年Les Paul Customが発売してから20周年!!
15Fに【TWEN-TIES ANNVERSARY】の文字が入ります。ロック!!
1975年には、タバコサンバースト、ナチュラル、ワインレッドが加わります。
1985年まで、ネックが3ピースメイプル仕様となり、
69年後半から82年頃まで続いていた、ヘッド付け根ボリュートが無くなっていきます。
どの時代も、重量がスタンダードに比べ重めであり、低音が魅力!!
今や、Les Paul Standardと並び、
Gibsonの看板ギターとなっております。
まだまだ細かい変更点なと書きたいことは、たくさんあるのですが、
長くなりすぎて、容量オーバーになりかねません。
重量が重いからヤダーとおっしゃる方もおられますが、
それがあってのサウンド!!これぞロックです!!
当時のモデルはなかなか触る機会も少ないですが、
復刻もデルの数多く取り揃えております。

是非、店頭でもお試し下さい。
ロックンローール!!
以上
Gibsonフロア/スペシャリスト和田でした。