【YDSシリーズ】運指通りに吹いてるのに音が変わらない?!一度対処法をお試しください!

こんにちは(^o^)WEBSHOP管楽器担当です。今日はYDSシリーズの不具合対処方法について少しご案内させていただきたいと思いまして。

発売から4年ほど経ちますが、今もなお人気のヤマハデジタルサックス「YDS-150」
その後2023年にはベル部分をなくした「YDS-120」
ご自宅で自分だけでも楽しめる、大勢での演奏を制限されていた状況のコロナ禍では大変人気でしたね~
当店WEBSHOPでも多くのお客様に手にとって演奏を楽しんでいただけているようで大変光栄です(^o^)ありがとうございます。

そんな中、世間やSNSでは不具合が多く聞こえる声もチラホラ。。。実際に当店にも多くのお問い合わせをいただいております。
不具合が発生した時、購入したお店やメーカーに連絡する前に、、、ちょっと待って!
ヤマハ公式でもご案内している「対処法」を今一度お試ししていただきたいので、ご紹介させていただきます!!!

同じような症状が発生した場合、まず下記対処法を今一度お試しください!

1、YDSシリーズのキィタッチはアコースティックサクソフォンを演奏する際のような軽いタッチでは、音が切り替わらない場合があります。
しっかりとキイを押し込むイメージでお試しください。
※押しすぎると内部センサースイッチが潰れてしまい不具合が発生する可能性がございます。ご注意ください!
また、意図せずパームキィやサイドキィに触れて押してしまっている(運指通りのキィを押せてない可能性があります)場合がございます。今一度ご確認ください。

2、アプリを接続して運指通り表示されているかご確認ください。
アプリ「YDS Controller」の[FINGERING]より自分で押さえている運指とアプリに表示されている運指に間違いがないかご確認ください。
間違っている場合は、内部センサーに不具合が発生している可能性があります。
※アプリにて意図せず運指を編集してしまっている可能性があります。アプリの運指の設定をDefaultに戻し、改善されるかお試しください。

3、ケースから一度出してキイに負担がかからない状態で置いておく。
YDS-150の場合は、専用ケースに入った状態でお届け・受け取りされる場合が多いかと思います。
その場合は一度ケースから出して、キイに負担がかからない状態でスタンドに立てかけるなどして数時間ほど置くと改善される場合がございます。
明確な原因は不明ですが、実際にお客様のお手元では不具合が発生し、キィに負担がかからないように数時間ほど置いても改善されなくても
当店でのお預かり後やメーカーサービスセンターへ点検依頼後に不具合の症状が確認できない(症状が改善されてしまっている)ことも多いです;;
お手数おかけいたしますが、24時間ほどは様子を見ていただけますと幸いです;;

4、上記お試しいただいても症状が改善されない場合は【初期化】をお試しください。
すべての設定をリセットし、工場出荷状態と同じ設定に戻します。
初期化後しばらく吹けば症状改善する場合があります。直接的に原因解決にならない可能性もございますが、不調が続くようでしたら一度初期化をお試しください。
※初期化に伴い、アプリ「YDS Controller」から本体に反映させたユーザーボイスやユーザー運指のデータは消去されます。
初期化を行う際には、アプリにてバックアップ(ボイスセットの保存や運指の保存)を行ってください。

※意外と初期化ができてないお客様もいらっしゃいます;;
すでに内部センサーに不具合があり、初期化自体ができない場合もありますが、、、手順をこちらでもご紹介させていただきますので、ご確認お願いします!

★初期化手順★
1、電源が入っている場合は。一度電源を切ってください。
2、キィの[1]と[p]と[3]を押したまま電源を入れます。

3、LED画面に[CLr]と表示されたら初期化が完了です!

再度吹いてみて不具合が改善しているかご確認お願いします!
※初期化の手順は取り扱い説明書の11ページにも記載がございますので、そちらでもご確認いただけます。

上記内容をお試しいただいた上で、それでも症状が改善しない場合には一度メーカー修理サポートでの点検が必要となりますので
お気軽にお問い合わせください。

★症状改善!再発防止のためにやってほしいこと★
・ケース収納時の向きが正しいかご確認ください。
ケース内でキィが長時間押されたまま(キィセンサーが反応したまま)の状況が続いてしまいますと、
吹き始めにキィセンサーが正しく反応しなかったり正常に音が出なかったりすることがあるようです。
収納時にはキィが反応しないよう、ケース内部に記載されている方向に沿って収納していただきますようお願いします。
また、楽器ケース内に楽譜やクロスを入れているとキィに負担がかかる場合がございますので、ケース内には楽器のみの収納をおすすめいたします。

・演奏終了時にすぐにケースへ収納しない
→本体の金属ベル付近に内部の水分を出す排出口がございます。
演奏後すぐに寝かせてしまうと十分に内部の水分を除去出来ない可能性がございますので、
スタンドなどに立てておくなどしてしばらく水分除去の時間を設けてみることお試しください。
お待ちの間に取り扱い説明書14Pにございますマウスピースを中心とした、お手入れなどを行っていただくのもおすすめです。

今回はYDSシリーズ不具合発生時の改善方法をご案内させていただきました。
不調が続くとストレスも溜まるし、早く治ってほしいし、モヤモヤしますが、今一度対処法お試しいただければと思います。
その他ご不明なことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
弊社ではYDSシリーズ絶賛販売中です!当店ではスタンドやストラップと組み合わせたセット商品も販売中でございます!
ぜひご覧いただき、ご自身にあったセット内容が見つかりますように★

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました(^o^)

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