空間を演出したいそこの貴方、空間に溶ける感覚におぼれます。
2019-06-13 皆さんこんにちは。イシバシ楽器御茶ノ水本店エフェクターフロアの
アンビエント中嶋です。
HELIXファミリーまたHX EFFECTSに搭載されています。
各エフェクトのモデルを一つ一つ掘り下げていこうと思います。
今回ご紹介するのはDelayモデルからElephant Manです。
Elephant Manは【Electro-Harmonix / Deluxe Memory Man】をベースとしております

アナログディレイの名機Memory Man

U2のThe Edgeに始まり、Eric Johnson、J・Mascis等数々の有名なギタリストに使用されている
アナログディレイの超定番、Deluxe Memory Manの紹介です。
ディレイ好きなら一度は手に入れたいと思ったことはあるでしょうMemory Manですが、
アナログディレイの中でもモジュレーションディレイと言うカテゴリーに属するディレイとなります。
単にディレイ音にモジュレーションがかかるのとは違うサウンドが生まれますので、
是非その違いを体感してみてください。
そのサウンドの秘密を紐解いていきましょう
圧倒的自然で太いサウンド
アナログディレイと言えば、太いディレイサウンドと言えるのではないのでしょうか、メモリーマンのサウンドは太く甘く、そのサウンドは雰囲気を演出するのに最適です。
また、HELIXではNoise、Headroomの設定ができ、個体差による音質の違いを網羅しております。
若干歪んだ音が音の飽和感を生んだり、わかりやすいところですと、Headroomは発信した後の音量をコントロールできます。
頭打ちにしてディレイ音にコンプレッション感を与え、アンサンブルの後ろに引っ込ませることも可能になります。
続いて語らないわけにはいかないモジュレーション部分に行きましょう
コーラス/ビブラートがかかる!?
モジュレーションディレイの肝、モジュレーションの部分になりますが、ChorusとVibratoの切り替えができます。
コーラスによりさらに音像を広げるもよし、ビブラートにして音の厚み、重厚感を生み出すのも良しです。
メモリーマンのモジュレーションはとても不安定で、それゆえに独特のサウンドを生み出してくれます。
ライブハウスの壁にディレイ音が溶けていきます。
隠されたパラメーター
多くのHELIXユーザーは一つ勘違いをしています。それはモノラルとステレオのカテゴリーで音が同じだと思っているのです。
それは違います。
このエフェクターはモノラルとステレオでいじれるパラメーターが変わってきます。
ScaleとSpreadと言うパラメーターはモノラルでは表示されません。
これを知らないのはもったいない。
オリジナルのメモリーマンはドライ音とエフェクト音を別に出すということしかできず、
二台のアンプで出力して使うと面白い効果を得られたのですがHELIXではそんなことは朝飯前、
それだけでなくステレオの音像までいじれてしまうのです。
メモリーマンの音のまま圧倒的なステレオサウンド、是非試してみてください。
さてパラメーターの解説に移りましょう。
・Time
ディレイの返ってくる速さの調整です。
ノブ長押しでTapTempoでの設定が出来ます
・Feedback
ディレイの返ってくる回数の調整です。
・Mode
モジュレーションの種類の切り替えです。
・Depth
モジュレーションの深さの調整になります。
・Mix
ディレイ音と原音のミックス率の調整になります。
・Level
全体の音量調整です。
・Scale (※ステレオのみ)
ステレオでの左右のディレイタイムを調整できます。
・Spread (※ステレオのみ)
パンを振った時のように音の広がりを調節できます。
・Noise
ディレイの音像の調整です。
・Headroom
ヘッドルームの調整です。
・Trails
エフェクトをオフにしたとき、残響を残すかの切り替えです。
ディレイの返ってくる速さの調整です。
ノブ長押しでTapTempoでの設定が出来ます
・Feedback
ディレイの返ってくる回数の調整です。
・Mode
モジュレーションの種類の切り替えです。
・Depth
モジュレーションの深さの調整になります。
・Mix
ディレイ音と原音のミックス率の調整になります。
・Level
全体の音量調整です。
・Scale (※ステレオのみ)
ステレオでの左右のディレイタイムを調整できます。
・Spread (※ステレオのみ)
パンを振った時のように音の広がりを調節できます。
・Noise
ディレイの音像の調整です。
・Headroom
ヘッドルームの調整です。
・Trails
エフェクトをオフにしたとき、残響を残すかの切り替えです。
オススメの使い方は、クリーン、クランチのアルペジオの裏で
このモデルにしかない響き方をします。
出来ればステレオで鳴らしてください。
真ん中にドライ出しがあるとフレーズを活かすことができると思います。
今回はここら辺で!
また次回お会いしましょう!!

他にもこんなモデルも紹介しています
エフェクターフロアのアンビエント中嶋が
お送りいたしました。
さいなら!
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イシバシ楽器御茶ノ水本店
Tel: 03-3233-1484
mail:ochanomizu@ishibasi.co.jp
担当: アンビエント中嶋
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