Finest Gutars 店長:和田の気まぐれブログ
2019-02-24 ブログをご覧の皆様、店長:和田でございます。
今回のブログは、さらっと読んでください。
題して、『White Guitarを見てみよう』

左店長:和田 右;Gibson Custom Shop トム・ファール氏(店長のアメリカでのお父さん)

以前、当店Finest Guitars オープン時に、Gibson Custom Shopにて頂いたホワイトギター
気になったので、詳しく見てみましょう。


未塗装のGibson Custom Shop 1959 Les Paulなかなかレアでございます。


流石、59Les Paulモデル、木目も良く3D感もございます。
店長なら、グロスフィニッシュで、Heritage Cherry Sunburstか、Sunrise Tea Burst
赤みの残った、キラキラしたフィニッシュが似合いそうですね。
まずは、ボディトップから見ていきましょう

フロントピックアップ部分のメイプルは、約:1cm2mm

リアピックアップ部分のメイプルは、同様に約:1cm2mm
シッカリとした厚さがございます。
この厚みが、レスポールのサウンドに大きく影響致します。

フロントピックアップのロングテノン、ピックアップマウント位置下に伸びているのがネック、マホガニーの間に、メイプルが使われているのが解ります。
こちらのメイプルは、トラスロッドを塞ぐためのものでございます。


6弦側、トグルスイッチ部分に繋がっている穴、
ココにトグルスイッチ配線、ピックアップ配線を通しております。

※ボディ裏、トグルスイッチ部分画像

リアピックアップ部分、1弦側の穴はボディの斜めにセンターをまたぎ、
フロントピックアップ部分から、アッセンブリーまで伸びております。

テールピーススタッドマウント部分から、フロントノブ位置まで、
約:2cm
製造年によっては、この距離も変わります。
このホワイトギターは近年物でございます。

ボディ裏、アッセンブリー
ボディトップのメイプルが見え、左上に”R9”の押し印
1959年リーシューモデルには、この印が入ります。

大きく開いた穴、コチラはジャック部分

R9文字の左側に開けられているのは、トグルスイッチ、フロント/リアのピックアップ配線の引込む導線
この時にはすでに、ストップテールピーススタッドからアース線が引込まれております。

ナット端部分が角ばっているのが解ります。

ヘッド裏には、シリアルはまだありません。


Gibsonロゴ、ホーリーウッドにはめ込まれ、フィニッシュを待ちます。
やはり、Les Paulロゴは、最後ですね。
こちらのホワイトギターは、店頭に飾っておりますので、手に取りたいお客様は、
スタッフまで、お問い合わせくださいませ。
そして、本当に伝えたかったのが、、、、
祝 Finest Guitars 1周年 祝
皆様のお力添えにより、無事1周年を迎えることが出来ました。
当店、スタッフ一同 更なるサービス、独自の企画商品などなど、
全力で行ます。
2周年、5周年、10周年とこれからも、
宜しくお願い致します。
以上、久々の投稿となりましたが、店長:和田がお送り致しました。
石橋楽器 FINEST GUITARS
〒101-0062
千代田区神田駿河台1-8-6 丸善ビル1F, 2F
03-5244-5210
営業時間 AM11:00-PM8:00(日曜・祭日 AM10:30-PM7:00)
この記事を書いた人

和田 孝幸(わだ たかゆき)
御茶ノ水本店 FINEST GUITARS/1F ハイエンド・ギブソンフロア
御茶ノ水本店 FINEST GUITARS/1F ハイエンド・ギブソンフロア
池袋店キャスト時代、エフェクター、アンプ、国産エレキギター担当。御茶ノ水本店でのGibsonフロア責任者、渋谷店でのサブマネージャー兼Gibson責任者を経て、現在御茶ノ水本店Finest Guitarsの店長を務める。
所有GuitarはVintage 1968 Les Paul Standard、HC 1959 Les Paul など初めて購入したギターが、Gibson Les Paul Special TV-Yellowと、根っからのGibson好き。
60年代のブルースやロックからテクノ、ジャパニーズロックまで幅広く愛聴。年に4回、Gibson Factoryでの買い付けなどにも参加し、材料の選定から企画まで幅広く行っている。Gibsonが公式に認定する「Gibsonプロダクト・スペシャリスト」の資格を所有(No CS1402JP)。
Gibsonの事なら何でもご相談下さいませ。最高の1本を選ぶお手伝いを致します。
所有GuitarはVintage 1968 Les Paul Standard、HC 1959 Les Paul など初めて購入したギターが、Gibson Les Paul Special TV-Yellowと、根っからのGibson好き。
60年代のブルースやロックからテクノ、ジャパニーズロックまで幅広く愛聴。年に4回、Gibson Factoryでの買い付けなどにも参加し、材料の選定から企画まで幅広く行っている。Gibsonが公式に認定する「Gibsonプロダクト・スペシャリスト」の資格を所有(No CS1402JP)。
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