どうも、こんにちは!
ファイネストギターズの柏崎です。
今回は私がオーダーさせて頂いたM2Mオーダー・モデルのFirebirdをご紹介させて頂きます!
早速ドン!!!
Gibson Custom Shop / 1963 Firebird V Stopbar VOS Candy Apple Blue【S/N 402263】
商品ページはコチラ⇨⇨⇨https://www.ishibashi.co.jp/ec/product/1mbi0vyf8-2263
コアモデルの「1963 Firebird V」をベースに、Candy Apple Blueにてオーダー!
オプションでダブル・アンティーク・コートも指定し、狙った通りの紫に近い濃いめの色味に仕上がりました!
オーダー・モデルに何かしらの元ネタがあるで有名な私ですが、今回も当然インスパイアされております。
ある日に敬愛するレジェンド中のレジェンド・ギタリスト「JW」が持っていたとされる個体を見てしまったことが、今回のオーダーに繋がったとされているらしい!
持っていたとか見てしまうってなんやねんという話ですが、本当にそのままで様々な映像作品やYoutubeでも弾いているのを見たことがありません。(柏調べ)
では何処で見たのかというと、数年前にニューヨークのGibson Brands Showroomにて開催されたオークション。(勿論ネットで見ました笑)
「JW」さんの様々なアイテムが出品され(剃った髭もあり)、勿論Firebirdなどのギターもあり、その中には最も露出度が高く晩年まで愛用したSunburstとロックスター期の相棒であるPolaris Whiteの個体(どちらもGibsonで復刻していますね)があったり、ちょくちょく使用しているのを見かける色が焼けすぎてほぼInverness GreenになっているPelham Blueの個体がありました。
んでんで、よくよく見ると見かけない個体があり「THE PURPLE ONE」と記載された一本が!
マエストロ・ヴァイブローラのネジ穴などはなく、カスタムカラーのチャートにもないブルー・フィニッシュ。
「JW」が入手する前か後かはわかりませんが、いずれにせよ1963年~1965年に製作されたオリジナルのFirebird Vを元にリフィニッシュされたのではないかと想像出来ます。
その際にマエストロ・ヴァイブローラのネジ穴などの穴埋めやストップ・テールピースの搭載が行われたのでしょうか。(オリジナルでストップ・テールピースの可能性もありますが)
色々と想像が膨らむ謎な一本・・・
それが今回のオーダーのきっかけとなっております!
バックはこんな具合です。
本当に良い色味に仕上がりました。あらざす!
チューニングがぁ~とか言うのはやめましょう!
バンジョー・ペグはカッコいい!あらざす!
指板の色味が濃いのは嬉しい誤算!あらざす!
勿論ストップ・テールピース仕様にてオーダー致しました。
「JW」さんの必須スペックです。
こんなに良い色味に仕上がるなら、ヴァイブローラを搭載している姿も見てみたい!
と思いましたが現在店長からFirebirdのオーダー&買付禁止されているので我慢します。
(先月の出張の際も、現地でめっちゃカッコいいノンリバの完成品を前にして涎垂れ垂れだったのですが、脳内にすかさず店長が現れました)
余談ですが、Gibsonから出たレプリカモデルの二機種
サンバーストは重量のあるダイキャスト・テールピース、ポラリス・ホワイトはアルミ・テールピースなんです。
ちな話ですが!
ノブはTrue historicパーツのゴールド・ハットノブ(シルバー・インサート)!
バッチリ!似合ってる!カッコいい!んですが、私ここだけガッツリミスりました。
元ネタはブラックのハット・ノブです。
まぁこのままでもいいですし、これは取っておいて変えるのもとっても良いと思います!
最後にサムネ画像のご登場!
この記事自体は内容だけ書き進めていたんですが、このサムネを撮りたいが為に、ムック本を家から持ってきました。
(今後店に置いておきますので、読みたい方いらっしゃったらお声がけください。)
正直、一枚目の画像の後の長文で言いたいことを全て言ってしまったので、このブログはもうすぐ終わりますが、将来のオーナー様のストライクゾーンを射抜ければこれほど嬉しいことはございません!
あ!あとオークションのページはWeb上にまだ残っているので、気になる方はお調べください!(剃った髭もあり)
きっと欲しくなってしまうはず!そのはず!
詳細やその他気になるところなどございましたらお気軽にお問い合わせください!
ありがとうございました!