ブログをご覧の皆様、こんにちわ
Finest Guitars 店長和田です。
私が手掛けた Gibson Custom Shop M2M(オーダー品)をご紹介していきます。
今回、ご紹介するM2Mコレクションはなんでしょうねぇ
1958年に発売され、当時その斬新さと奇抜さ故に、セールスに繋がらず100本程度の出荷本数のみとなってしまいました。
しかしながら、60年後半~70年代になりハードロックでの地位を確立致しました。
有名な所で、Albert King、Michael Schenker、日本国内でも、Flyingt V 一筋のアーティストもおられますね。
今回ご紹介する、Made to measure(M2M)モデルはこちら!!
ご存じの方も多いと思いますが、このギターは私の大好きなギターリストに使ってもらいたいと思い、
オーダーを致しました。ご紹介致します。
Gibson Custom Shop Finest Guitars Order
Flying V Custom VOS
Antique Pelham Blue
Flying V Customは、10年くらい前からGibson Custom Shopで、制作されております。
Vintageには、存在しないモデルでございます。
Les Paul Standardの上位機種のLes Paul Customがあるように、
Flying V の上位機種Flying V Customが在っても良いのではないか!と思い製作したのかと思います。
ボディフィニッシュは、Les Paul Customと同じく、エボニーカラーのみ(昔はホワイトもありました)
そして、私の大好きなギターリストが、どうやら青い色が好きらしい、
Flying V Customは持ってないと、ご本人より情報を頂き、
だったら、作ってしまおうと言う事で、オーダー致しました。
ボディは、マホガニー材をセンターで合わせた、2P構造
ボディトップに、Customモデルらしい、マルチバインディングを施しております。
トップカラーは、、、、店長すごく拘りました、、、悩みに悩みました、、、
普通のペルハム・ブルーじゃ面白くないし、、、
なので、トップコートにアンティークフィニッシュを施し、青だけど青すぎないギリギリのラインを攻めさせて頂きました。
ネックは、マホガニー材の1ピース
フィンガーボードは、Les Paul Customと同じくエボニー材を使用し、豪華なブロックインレイ
ローズウッドより、高音が出てレスポンスも良く、メリハリがございます。
ネックバインディングは、握ったときに角が痛くないように、ロールドバインディング仕様
ヘッドは、バインディングありの、ダイヤモンドインレイ
アンティークフィニッシュで、インレイ、Gibsonロゴも黄色くなっております。
(ヴィンテージ仕様)
パーツは、ペグにグローバーペグ、ブリッジにTune-O-Matic、ABR-1の選択肢もあったのですが、チューニングの安定度を考えTune-O-Maticを採用。
ストップテールピースは、V字の裏通し 1958 Flying V Korinaと同じ仕様でございます。
ノブは、True Historicに使用されているトップハットノブ
ジャックプレートは、本来ひし形のネジ2点止めなのですが、
丸型の、3点止めプレートにしております。
これは、Korina FVが好きなのと、3点止めの方が強度が高いからでございます。
アーティストさんの事を思う優しい俺の思い届け!!!!
ピックアップは基本、490R /498T Humbuckerが搭載されておりますが、
ビンテージサウンドを意識し、カスタムバッカー・アンポッテッドを採用してります。
ご注文詳細はこちらでございます。
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https://www.ishibashi.co.jp/ec/search/?SWD=4570156003119
オーダー本数も少ないですので、気になった方は是非チェックしてみてください。
そして、アーティストさんが弾いている所を見かけたら、私の事も思い出してくださいwww
そんな夢の詰まった、店長和田のM2M(オーダー品)これからもご紹介していきますので、
お楽しみに!!
ありがとうございました。
店長和田でした!!