豊かな響きと程よい抵抗感を実現
2018-11-12皆さん、こんにちは。
管楽器担当の川口です。
今回ご紹介するのはこちら。

YAMAHA「YCL-853II SE」
YAMAHAのクラリネットはおよそ50年の歴史があり、
そこから「SE」と「CS」の2つのシリーズがうまれました。

向かって左の2本が順にYCL-255とYCL-450(CSシリーズ)
右の2本が順にYCL-650、YCL-853II SE(SEシリーズ)
「SE」シリーズは柔らかな響きと力強い音色がコンセプトになっています。
管体の内径はテーパー部分が多く、
トーンホールも「CS」シリーズに比べると大きくなっています。
音は太く、落ち着きのある印象です。
「CS」シリーズはクリアで明るい音色がコンセプトになっています。
管体の内径はストレート部分が多く、
下管とベルのジョイント部分は「SE」シリーズよりも細めの内径になっています。
拭いた時の抵抗感は「SE」シリーズよりもやや強くなりますが、
その分しっかりと芯のある音になります。
「YCL-853II SE」はCustomクラスの楽器になり、
「YCL-853II V」や「YCL-SEVmaster」の原型となったモデルです。
他の楽器とも調和する柔軟性に優れているだけでなく、
ソロでも存在感のある豊かな音色が特徴です。

息の通りもよく自然な響きを持っているため、初めての方にもおすすめです。
音も丸みがあり吹いていても、聴いていても心地良さがあります。

今回ご紹介したものは中古品となります。
細かい傷や打痕はあるものの、大きなダメージはなく、
タンポも全て交換していますので安心してお使い頂けます。
店頭での試奏も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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