フラクタル担当によるfractal audio AXE FX II XL+解説!!第六弾!!足元について
2018-01-09 明けましておめでとうございます!!だいぶ遅くなってしまいまして申し訳ございません。本年もイシバシ楽器名古屋栄店をよろしくお願い致します。
今年こそはいい年にしたい担当の辻本です。
さてさて今回で6回目を数えますフラクタルのブログですが、多少なりともAXEでできる事がお見せできていればなと思うところで、じゃあライブでのプリセットチェンジなんかはどうするの?っていうところを説明していきたいと思います。
僕個人的にはこれくらい軽いセットがいいなぁという画像がコチラ。

CUSTOM AUDIO JAPAN (CAJ) / MIDI prg Stationが個人的にはイチオシの軽量MIDIフットスイッチです。
もう一つ画像に写っているのはスイッチャーなんですが、新しく発売になっている
HOTONE / CYBERY EC-10 [ループ・スイッチャー+MIDIコントローラー]
詳細は商品ページに書いてございますのでご覧いただければと思います。
基本こういったMIDIフットスイッチは1を踏むと0または1を送信するようになっていると思います。その信号を受け取った機器がその信号に合わせたプリセットや音色を発するのが通常です。
今回はフットスイッチ側が発信する信号の順番はそのままに、AXE本体側で設定を変える方法を書いていきます。
今回はCAJの/ MIDI prg Stationを使用しますが、MIDI信号を送信できる機器(MIDIポートが付いているマルチエフェクター等)であれば基本的にプリセットチェンジ、シーンチェンジは行えます。
本来であればこの重厚なコレ

を使えばいろいろ設定などいらずに超簡単にできてしまうのですが、価格面や重量面で今回は軽量なモノでのセッティングをしていきます。
まずはフットスイッチの電源をいれ、AXE本体とスイッチをMIDIケーブルで接続します。
本体のI/0ボタンからMIDIのタブまでページを移動します。
一番上にMIDI CHANNELとなっていますので、接続する機器と、チャンネルを合わせて下さい。(AXEが1であれば接続する機器のチャンネルも1にする)
ちなみにMIDI CHANNELのすぐ下のMFC PORTが現在FAS LINKになっていますが、
これが別のモノが選択されているとMFC-101 mkIIIはマイクケーブルではうまく認識しませんのでご注意ください。(今回の方法には直接関係ありません)
MIDIチャンネルがあっていれば基本的にスイッチが0を送信した場合、受信した本体はプリセット0をロードします。
このままでは単純に0から127までのプリセットをロードするだけになります。
なので、0を送信した場合、例えばですがプリセット127シーン1をロードし、1を送信した場合プリセット127シーン2をロードする方法を書いていきます。

上記の”MAP FROM PRESET”が現在0になっています。
その下”MAP TO PRESET”が現在0になっています。
更にその下”MAP TO SCENE”が現在1になっています。
この”MAP FROM PRESET”が0を受信した際に
”MAP TO PRESET”0のプリセットの
”MAP TO SCENE”シーン1を呼び出すという事がここに記載されています。
例えばですが、
ライブ等で演奏する際、大体一つのプリセットの中のシーンを切り替える事で大体の事は出来てしまうので、MAP TO PRESETを0?4まで同じプリセットにセットし、MAP TO SCENEでシーンを切り替えるという方法にすれば、フットスイッチの1から5まで踏むだけで、シーンを最大5つまで切り替えられるというわけです。
実際僕も良く使います。
もちろん5つのスイッチに好きなプリセットをアサインするのも楽しいと思います。
お化けみたいにいろんな音色が入っているので、飛び道具をスイッチに一つ忍ばせておくのもいいと思います。
今回は少々言葉だけで説明するのがなかなか難しくなってしまいましたが、
興味を持っていただければ幸いです。
今年もイシバシ楽器名古屋栄店をよろしくお願い致します
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