POWER SUPLY

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2015-06-08 パワーサプライとかワイヤレスとか、メインじゃない機材が好きなエフェクター担当です。

エフェクターに電源を供給するパワーサプライはとても重要な機材です。せっかく良いエフェクターを揃えても電源のせいでノイズが多くなってしまっては全く意味がないですよね。

私がオススメするパワーサプライ、まずは日本一有名なパワーサプライ。
CAJ / AC DC STATION 4

これはパワーサプライの1番基本的な構造と言えます。
こだわりポイントは大きくて重たいACアダプター。

今どきは小さく軽いACアダプターが主流なのですが、音にこだわってあえてこのタイプを採用しています。
このメリットが意外と大きいんです。これじゃないと「絶対に」ノイズが出るようなエフェクターもたまにあります。

AC DC STATION 4 のデメリットは、7つの9V出力が数珠繋ぎになっているため接続したエフェクター同士が影響を受けてしまうということです。例えばアナログのオーバードライブとデジタルディレイを同時に使用するとノイズが発生する可能性があります。


より高性能なパワーサプライを求めるならこちら。

こちらは6つの9V出力が全て独立しているため、デジタルとアナログの混在時のノイズ等が理論上起こりません。
そしてPV-9ならではの優れた特徴も持っています。
・ショートプロテクション&オート・リカバリー機能
各DC出力にはショート・プロテクション回路が内蔵されており、万が一どれか一つの出力がショートしても他の出力には影響がありません。また、出力がショート状態から正常な状態に復帰した場合、オート・リカバリー機能により自動的にDC出力が復旧します。

・オート・ボルテージ・コントローラー機能
一般のペダルエフェクター向けパワーサプライの出力電圧はDC9Vでほぼ統一されています。新品のバッテリーはDC9Vより高い電圧(メーカーに よって異なりますが、DC9.4VからDC9.8V)が出力されます。これまでバッテリー使用時とパワーサプライ使用時での電圧差による音質の違いが生まれていましたが、Provolt9はオート・ボルテージ・コントローラー機能により、ブースターやオーバードライブ、ディストーションなどダイナミクスを重要視した消費電流の少ないエフェクターに約9.6V(新品アル カリ電池の電圧)を供給します。この0.6Vの違いが驚くほど音質の差を生みます。

さらにマニュアルには記載のない特別機能として、グラウンドループを避けるためのジャンパーピンが内部にあります。

詳しく説明すると長くなってしまいますが、どうしてもノイズが出るなぁと思ったときにこのピンを外すことでノイズが消えることがある、というものです。


また、近年では消費電力の高いエフェクターが増えてきています。
そういった場合に活躍するパワーサプライがこれ。
FREE THE TONE / PT-3D

これの特徴は、2つのアイソレーテッド出力端子です。
DigiTech WHAMMY DT/WHAMMY 5やstrymon等、9Vでありながら消費電力が高いエフェクターも駆動可能です。
つまりこういうことですね。

専用アダプターが必要なこれらをパワーサプライで駆動できてしまうって凄いことなんですよ。

ローノイズ・スタンダード出力側は電圧が約9.8Vに設定されており、新品のバッテリーを使用した時に近い状態を再現します。
ブースター、オーバードライブ等のエフェクターは通常こちらに接続します。
アイソレーテッド出力とは完全に独立していますので、デジタルエフェクターの影響を受けてノイズを発生することもありません。


たった3つ紹介しただけで随分長くなってしまいました。
ディープで楽しいですねぇ。

店舗情報

イシバシ楽器池袋店

IKEBUKURO STORE

〒170-0013

東京都豊島区東池袋1-50-35 P’Parco 7F

TEL:03-3980-1484

営業時間:11:00 ~ 21:00

アクセス:【JR】池袋駅(徒歩1分)

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