ブロンズ管の旧モデル(現行の1つ前モデル)ですが、こちらはこちらで大変魅力があります!!
2014-06-22イシバシ楽器名古屋栄店 管楽器フロアの小野でございます。
本日ご紹介しますのはこちら!!
コンディションも綺麗で入荷した中古品、
Yanagisawa (ヤナギサワ)のアルトサックス、A-902です!!!

商品ページはこちら⇒ 中古Yanagisawa A-902
現行品WO2(ダブルオーツー)は、コンセプトが「ライト」となっており、比較的軽い吹奏感で、
なおかつ音が痩せないのが超魅力。
低音も以前のモデルに比べると大変吹き易くなっており、サムの魔法使いは標準装備されているなど、やはり改良されたモデルと感じる部分は多いのですが、
個人的にずっとA-902が大好きだった自分にとって、旧モデルも思い入れが強いですね。
今回、コンディションも良好なアルトサックスの902が入荷しましたので、その902の魅力をご紹介。

ちなみに現行品はこちら⇒ 新品Yanagisawa A-WO2
では、私が主観で感じるA-902の魅力について説明したいと思います。
魅力その1
「ハッキリ言って見た目が最高」
はい出ました!いきなり見た目を褒める!!
でも重要ですよね!?
やっぱり持ってて気分が良い楽器はモチベーションがあがります。
赤味を帯びた美しいボディ。キーガード部のフェルトの紺色のカラーとのコントラスト。
ずっと眺めても飽きない楽器です。気品を感じます。芸術品です。ホントに。
現行品だとこのフェルトがA-W02は水色、A-WO20が紺色です。これはこれで可愛いとは思うのですが、個人的には紺色バンザイですね。
魅力その2
「992やA-WO2には出ない音色」
もちろん音です音!!!こちらのモデルは迫力のある音色というのはあまり得意ではないと感じます。
ネックは上位機種のアッパースタイルでもなく通常ネック。音はしっかりと安定してるように思います。
サムフックとサムレストはプラスチック。より豊かに響くのはもちろん金属製(サムの魔法使い)なのですが、プラスチックのほうが落ち着いており、おしとやかで主張し過ぎない謙虚さが個人的にはたまらない魅力に感じます。
音も柔らかで、「迫力があるサウンド!!」というイメージとは、どちらかと言うと対照的な、
「おしとやかで少し謙虚なサウンド」。
コシもあり太い、ウットリするような音色です。
もちろんメタルのマウスピースにすれば迫力出ますが、個人的にはラバーで吹きたいです。
この音色、かつての上位モデル「992」は鳴り(全体の振動・倍音)が非常に良いので、個人的には「あえての902」が非常に魅力に感じます。現行品WO2に比べると、902は少しダークな印象も。
魅力その3
「902という名前」
・・・「きゅーまるに」って、なんか、良い響きじゃないですか?
魅力?はともかくとして、非常に902の魅力は伝わったと思います。
もちろん以上は個人的な主観でございますし、これ以外の魅力はタップリあるのがヤナギサワです。
以上、単なる「好み」の話でしたが、現行品は現行品で、
これがまたすごく良いんです。
それはまた次の機会に♪
イシバシ楽器名古屋栄店 管楽器担当:小野