イシバシ楽器池袋店アンプ/エフェクター担当の木場です!
発売以来品薄だったBOSS RT-2 Rotary Ensembleが入荷、現在、店頭でお試し頂けます。
2005年のRT-20以来、実に約20年ぶりとなるロータリースピーカー・ペダルです。

真ん中でぐるぐると回転するインジケーターを見ると、RT-20直系!という感じがしますね。
回転のスピードを変えると、重いモノが慣性を伴って少しずつ加速/減速する感覚を感じます。
中身は最新のデジタル技術ですが、物理的にドラムが回っている感覚が伝わってきます。
動画実際に回っている様子を見て頂きながら、音もご確認下さい。
ツインペダルサイズからコンパクトサイズとなりながら、音のクオリティは想像以上の進化です。
周りの空気を巻き込みながら、音がふわっと部屋に広がっていく、あの感じ。
RT-2は、ただ音が揺れるだけじゃなく、アンプから風が吹いてくるような感覚があります。
真空管で温められた空気が、音と一緒に部屋に広がっていく――
そんなロータリーならではのテクスチャが実感を伴って感じられました。
もともとロータリースピーカーは、トーンホイール式電気オルガンに、
大聖堂のパイプオルガンのような荘厳な音の広がりを与えるために生まれました。
回転によって空気をかき回しながら、部屋中に広がっていく音には、
どこか懐かしく、それでいて匂い立つようなディープなトリップ感があります。
ゴスペルの現場でこのサウンドが大切にされてきたのも、
きっとその揺れや空気感が、感情の昂りと自然につながっていたからなのでしょう。
「スピーカーの音の出口をモーターでぶん回す」
驚くほどシンプルかつ巨大で大胆な、原始的な「エフェクター」のサウンドが
このコンパクトな箱の中に、詳細なテクスチャと体感が収まっています。
RT-2にはDRIVEコントロールがあり、スピーカー内蔵の真空管アンプ部が
ドライブした際の歪み感を調整可能。
さらに本体上側面のスイッチを操作すれば、DRIVEの設定はそのまま保持され、
DRIVEノブは高音用スピーカーと中低音用スピーカーのバランス調整ノブになります。
高音のみにした時のローファイなサウンドは曲中で耳を引きますし、
低音を強調したときの唸りまくるサウンドにはソウル電波をビリビリ感じます!
RT-2には3段階のモードがあります。
MODE I はレスリー122の標準的なサウンドになっています。
程よくナローレンジで味わい深いサウンド。
多くの方に耳馴染みのあるサウンドだと思います。
MODE II はそこから音色のレンジを広げ、様々な歪みペダルなどに自然に組み合わせやすい音色に。
MODE III はより強い回転感、深い歪みが得られる、新次元のロータリーサウンド。
他のモードよりアタックや輪郭がはっきりしています。
アンサンブルの中でも存在感があり、印象的なワンフレーズにも使いやすいのではないでしょうか。
コーラス、フェイザー、トレモロ、フランジャー、ユニヴァイブ等々、
楽曲にうねりを加え、余韻に奥行きを与える揺れものエフェクトの選択肢に
旨味たっぷり、質感抜群のBOSS RT-2をぜひ入れてみてください。
イシバシ楽器池袋店でお客様のご来店とご相談をお待ちしております。