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Sound Of Rock

2020/10/25 (日)[ 梅田店 ]

大音量のロックサウンド、音楽を変えたギターアンプ

Sound of Rock

梅田店ギター売場担当です。

1962年から現在に至るまで大音量のロックサウンド、音楽を変えたギターアンプ”Marshall”

ロックの歴史を変えたギターアンプ”Marshall JTM45”について....

【一号機】
皆さんご存じの通り、英国のミュージシャンが手に入れられるパワフルなアンプを目指し、爆音の父ジム・マーシャルが指揮を執り、ケン・ブラウンがコンポーネントを調達、ダドリー・クレイブンが設計するドリームチームにより1962年に生み出されたマーシャルアンプの一号機です。

J&T Marshall Music Instruments(店舗)のディレクターを務めていたマイク・ボアラーの貸し出したFender Bassmanを参考にケン・ブラウンが回路図を作成。理想なサウンドとされたプロトタイプ6号機、モデルナンバーが無く、”Number1”と呼ばれたものです。

後にジム・マーシャルと息子テリーマーシャルの名前とRMS(最大実効値)の頭文字を使ったモデル名JTM45と呼ばれます。出力は30Wでした。

初期型はオフセットと呼ばれる、トランスの重量を考慮して持ち上げた時に水平になるようシャーシを右側に寄せて搭載されていました。

62年~65年頃にはフロント・パネル全面を覆う美しいホワイトクロスの”ホワイト・フロント”、63年にはJTM45のサインが登場しシャーシが中央にセットされるようになりました。

第三世代の”サンドイッチ・フロント”JTM45 MKII65年ゴールド・プレキシ、スクリプト・ロゴ ゴールドトップ・ノブJTM45の最終形となります。


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【マーシャルロゴ】
62年JTM45の初期個体に使用されたコフィン(棺桶)ロゴ、63年頃から”ブロックロゴ”、65年後半からはスクリプト・ロゴが使用された。
60年代のスクリプト・ロゴには凸部分にはゴールドの塗装が施されていました。

【回路】
・JTM45の回路はツイードFender Bassman 5F6-Aをデッドコピーしたものでほぼ一緒です。
・JTM45はプリアンプ管ににハイゲインの12AX7(ECC83),Bassmanは12AY7(ECC82)を使用。
・ロング・テイルド・ペア方式フェーズインバーターを採用。
・パワー管はBassman5881×2、JTM45は供給の問題で5881×2からKT66×2に変更されました。後期はEL34/6550となります。
・JTM45のブライトチャネルにブライトネスのコンデンサが入っている。
・カップリング・コンデンサの値はBassmanと同じ.022μFだがJTM45はホイルとポリエステル・フィルムでできた「マスタード・コンデンサ」を使用している。
・整流管にはGZ34(後期にはトランジスタ式整流器)を使用。
・トーンコントロールは1本の12AX7(双三極管)から成るセカンドゲイン段のカソードとフェイズインバーターの入力に挟まれたカソードフォロアー段となっている3ポット・トーン・スタックを採用。
・スピーカー出力とフェーズインバーターのカソードに挟まれたFender Bassmanの2.8倍のネガティブ・フィードバック・ループで機能するプレゼンス・コントロール。
・出力トランスはRS(RADIOSPARES)のDE LUXEと呼ばれている出力トランスを使用。
・出力インピーダンスがBassmanは2Ω、JTM45は16Ω
・マーシャルアンプのスピーカーは英国製Celestion12インチ×4基、キャビネットはクローズドバック、フェンダーは米国Jensen10インチ×4基、キャビネットはオープンバック
・シャーシの素材はアルミニウムを使用。

トーンキャパシターの僅かながらの違いとアンプキャビネットの違いが大きなサウンドの違いを生むアナログ回路のおもしろい所です。

【使用真空管】
プリアンプ管
12AX7(ヨーロッパ名ECC83)

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1940年代半ばにRCA(Radio Corporation of America)が開発した低ノイズ、高ゲイン真空管でクリアーで開放的な音を鳴らし、スペック内で使えば原音を比較的良く保ちます。

2つの高増幅率(μ=100)極部ユニットをマウントした9ピンの電圧増幅用双3極管です。

モデル名の最初の数字は直列接続時定格電圧12.6V(並列接続時は6.3V)を表示しています。
文字コードは電気的な詳細情報、機械的な詳細情報、設計の進化を表しており、最後の数字はカソード×2、グリッド×2、プレート×2、ヒーター×1、真空管の構成要素の数が表されています。

フリッカーノイズ、マイクロフォニックノイズに対して考慮された低雑音用12AX7A、7025、7025Aがあります。
耐震性を向上させた6681、5751があります。


12AY7

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1950年前後にフェンダー、ギブソンに使用されており12AX7より丸みがあり、開放的で周波数特性が広く使いやすい特性の真空管です。
増幅率μ=44、低雑音、低マイクロフォニックのオーディオ用の小信号増幅を目的。

アメリカの真空管でヨーロッパ名が無く、ECCの系列で近いものはECC81、高信頼管に6072があります。

パワー管/出力管
5881 / 6L6WGB

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RCAが開発した6L6系傍熱ビーム4極管で、大出力の出力管です。
アメリカ製のアンプに最も使用されているスタンダード6L6です。
6L6GCより小型の工業用真空管6L6WGBの別名です。

KT66

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イギリスのGEC(General Electric Co.Ltd.)が6L6に触発されて開発した傍熱ビーム4極管。
低域の締りがよくレスポンスもタイトで、かつミッドレンジがクリアで、音が太いと言われている高音質で評価の高い真空管です。

EL34


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Phillips系のMullard社によってアメリカの6L6を目標に開発された真空管。
ゲインを上げた時に全帯域を歪ませたようなキメの粗い攻撃的な音です。

整流管
GZ34(5AR4)

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交流電圧を直流電圧に変換するために使われる、整流効率の高い大型整流管。GT管の傍熱全波整流用双2極管です。

整流管使用のアンプは音量を上げ、強くギターを弾いた時に(ハードに駆動させた時に)コンプレッサーに似たサグ(瞬時電圧降下)&スウェル(電圧上昇)効果があると言われています。

整流管を採用した初期のJTM45のサウンドは後期のトランジスタ・ダイオード整流と違い、柔らかく、滑らかで温かいサウンドでクラシックロック、ブルースのアンプとしては理想的です。

若かりし日のピート・タウンゼント、ジョン・エントウィッスル、イギリスのロック・ミュージシャンの要望を受け開発、製作されたJTM45。

ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フーなどがヒットチャートを席捲した60年代中盤から始まった”ブリティッシュ・インヴェイジョン”からジェフ・ベック・グループ、レッド・ツェペリン、ディープパープルなどのオリジナリティのある良質なハードロック、80/90年代HR/HM、現代に至るまでのハイエッジでヘヴィなディストーション・サウンドを生み出し続ける”Sound Of Rock”マーシャル・アンプの始まりのアンプです


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