SELMER AS SERIE3 PGP
2020-04-05 皆さんコンニチハ!!名古屋栄店管楽器担当のミスミでございます。
※こちらの商品は販売済みとなりました
4月7日 試奏コメント追加!!
さてさて、本日ご紹介する今週の逸品はコチラ!!
SELMER Alto Saxophone serie3 PGP

なんとセルマーアルトサックスのピンクゴールドプレート仕上げが中古で入荷致しました!!


いやぁ、写真ではきっちり色味が伝わるか心配でしたが「思ったよりもピンク」ですね(笑。
一般的なゴールドプレートよりも銅の比率が高いピンクゴールドプレートは一般的に、煌びやかな音色ながらもどこか暖かみが感じられる音色とされておりこちらの個体も例外ではありません。シリーズ3の粒立ちの良いサウンドとの相性も良く、広がりのあるサウンドです。


全体的にサビの浮きや使用感が見られますが、大きなダメージはなく大事に使用されていた印象です。スターリングシルバーに引き続きピンクゴールド・・・これはハイエンドなモデルが揃ってまいりました。。。
管楽器担当ミスミが吹いてみた
息を入れた瞬間、この楽器の持つレスポンスの鋭さに感動!
少量の息圧でも音の立ち上がりが良く、奏者の微妙なブレスコントロールに
楽器がしっかりと応えてくれる印象です。
音色はルックスのとおり、「煌びやか」「華やか」「ゴージャス」といった表現がピッタリ。
通常のラッカーモデルでは決して表現できない独特の世界観を持っています。
やはりメッキのおかげか、出音にビシッと輪郭があり音の粒立ちがとても良い!
ピアニッシモで吹いてもサブトーンを吹いても聞き取りやすいサウンドですね。
少人数のアンサンブルよりは広いホールで演奏するソロイスト向けでしょうか。
アコースティックなジャズよりはフュージョンクロスオーバーに向いたサウンド。
音色が派手すぎると感じるのであれば、リガチャーをロブナー等のレザータイプにすると
音のカドが抑えられ、うまくバランスが取れるかもしれません。
なんといっても最後はこのルックスと見事な彫刻に惹かれるのではないでしょうか(笑
しかし、以前所有していたヤナギサワA-992PGPに比べると抵抗感が段違いに感じます。
もともとシリーズ3が軽快なイメージがありますので、その設計のおかげか
プレートでも重たすぎず軽快さに一役買っているのかもしれません。
名古屋栄店に展示中!販売状況はお問い合わせくださいませ。