じっくりと木材を見てみようの会。



いつもありがとうございます!

先日敬愛するバンド、「9mm Parabellum Bullet」のライブに
また行ってきたベース担当の森田です。
もうね、マジでカッコよかったっす。行かれた方はきっと
分かると思うのですが「夏が続くから」エモすぎでしたね…。
個人的には久しぶりに「Punishment」と「Scarlet Shoes」が聴けて
とても楽しかったです。

すいません、話が脱線しすぎましたね。
そろそろブログに戻ります。


さて今回は少しマニアックなお話に。ベーシストの皆様、
お持ちのベースってどんな木材が使われていますか?

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ベーシストってギタリスト以上に木材をシビアに見てらっしゃる方が
多いのではないでしょうか?木材を変えるだけで
サウンドは勿論、重量だって木材によって変わってきます。


そこで、知っておくとベース選びがもっと楽しくなる
木材」についてちょろっと書いてみようと思います。
これからベースを始めようかなとご検討中の初心者の方も
買い換えのベースをお探しの方にも。
是非ベース選びの参考にして頂けると幸いです。

今回はベースでよく使う木材を中心に、特徴であったり私の
個人的な印象だったりを書いちゃいます。それでは行ってみよう!


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1.アルダー(Alder)

まずは定番、アルダーです。
Fenderを始め、色んなブランドやモデルに使われている
最もポピュラーな木材。

特徴としては、全帯域バランス良くサウンドが出るオールラウンダー。
重さも平均的で、癖の無い扱いやすいサウンドです。

どんなジャンルも何でもござれな木材なので、迷ったら
アルダーを使ったベースを選んでも良いと思います。


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アルダーをボディに採用しているFender/American Original 60s JazzBass。
THE・定番って感じですね。



2.バスウッド(Basswood)

続いてはバスウッド
重量としては軽いものが多く、
持った時に楽に感じて頂きやすい木材です。
サウンドとしては低音域は少し弱くなりがちですが、その分
中音域や高音域が出やすいのでサウンドとしては明るい印象。
音抜けも良くなりやすいと思います。

木目はそんなに派手な見た目では無いので、
塗りつぶしのカラーが使われる事も多いそうです。

安物の楽器に使われている印象をお持ちの方も
多いかもしれませんが、高額なモデルやアーティストモデルにも
使われてたりする優秀な木材だったりするんですよ。


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バスウッドをボディに採用しているFender/TRADITIONAL 60s PrecisionBass。
木目は確かに薄いですね。



3.アッシュ(Ash)

ついに来ましたアッシュ
ベーシストは皆これ好きなんじゃないですか?って位
ベーシストの中では人気の木材の1つだと思います。

よく使われるアッシュ材ですと
ホワイトアッシュ(White Ash)とスワンプアッシュ(Swamp Ash)がありますが
ここでは主にホワイトアッシュ(White Ash)を紹介していきます。

ホワイトアッシュの特徴。まずは何より重い、めっちゃ重たい。
私の持ってるベースですと総重量で5kg以上あります。肩凝りがスゴイです。

ですが、この重さもメリットになるんです。
パキッとした高音や、重たい木材のナチュラルな低音も魅力。
輪郭のハッキリしたサウンドが特徴です。

スラップする方には非常に相性の良い木材だと思います。

実際、Atelier Zや70年代スタイルのFender JazzBassは
アッシュ材が使われているモデルが多かったりします。
スラップ好きの方はアッシュ材を選ぶのも選択肢の1つですね。


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アッシュをボディに採用しているFender/American Original 70s JazzBass。
めっちゃ木目が派手。アッシュボディのベースは木目が派手なので
カラーはNaturalの物が多い気がします。結構重たい。



4.メイプル(Maple)

ネックに使われる物は一般的にハードメイプル(Hard Maple)、
ボディによく使われている杢(キルトやフレイム)の入った物は
ソフトメイプル(Soft Maple)と呼ばれているのが多いみたいです。

ハードの方は低音域から高音域まで非常にバランスのサウンドが特徴で
強度もバッチリです。


ソフトの方は高音域が非常に綺麗で、鳴りも良い物が多いです。
WarwickやSpectorはボディ材に杢のしっかり出たメイプルを
使ってたりしますね。見た目も高級感が凄いです。


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メイプルをボディに採用しているWarwick/Streamer。
木目が凄いぜ。やはり高級感はメイプルがダントツですかね。



5.マホガニー(Mahogany)

最後はマホガニー。GibsonやEpiphoneのベースに
使われているイメージですかね。YAMAHAのTRBXシリーズにも
一部使われているみたいです。

特徴としては柔らかく、中低音がしっかり出てくれる物が多いです。
独特の太く温かみのあるサウンドは癖になります。



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マホガニーをボディ・ネックに採用しているEpiphone/EB-0。
何だかロックンロールな雰囲気になりそうですね。
ボンボン鳴ってくれるイメージですかね。

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こんな感じですかね。木材って意外と重要な部分なので
ベースを見る時はパーツだけで無く木材も
意識してみると、もっと深く知る事が出来るので
ベース選びが充実すると思います!


もし他にも気になる木材やベースがありましたら
是非一度、当店に遊びに来てくださいね。

今なら私、ベース担当森田のご予約も承っておりますので
見てみて下さいね。ベースのキャンペーンも実施中ですので!
(キャンペーンの詳細はコチラの記事からどうぞ…)


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以上、ベース担当の森田でした!


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